ついに退院できるその日が来た。
朝ご飯を食べて、コーヒーを買いに行く。
この病院は眺めがいいので、コーヒー片手に外の景色をぽけーーっと見ていた。
病室に戻って、少しずつ片付け。
荷造りを始めていると事務手続きの方が来た。
請求書を渡され、最後に1Fロビーで精算してくださいとのこと。
その後、パジャマから私服のデニムとシャツに着替えて退院の準備ほぼ完了。
すると、斜め向かいの患者さんが
「今日退院ですか?いいなぁ、、。(遠い目」
と話しかけてくれた。
この方は聞くところ何度も入院、手術をしていて、まだ退院は先のようだった。
この2泊三日を過ごす中で、
他の婦人科の病気も決して他人事では無い、
いつ自分もその立場になるかわからないと感じた。
だからこそ、いいなぁーと言われて
私は何も返す言葉がなかった。
そしてこの病院は午前10時までに出ていかなければならない。ホテルのチェックアウトと同じ感じ。
しかし、9時を過ぎても看護師さんが来てくれないのでナースコールで呼んでみる。
看護師さんがきてくれたが、担当の看護師を読んでくるから待っててと。
今度こそ担当看護師さんが来てくれた。
忘れ物チェックと、入院患者のリストバンドを外してもらう。
エレベーターホールまで見送ってもらい、私は退院した。
この時気になったのは、
2泊三日とはいえ、入院荷物はそれなりの重さがあったので、これを一人で持ち運ぶのが怖かった。
重いものを持つと出血リスクが、、
みたいな情報をネットで見ていたので。。
そーっとゆっくりエレベーターで1Fへ行き、
精算を済ませた。
病院を出た正面に、ちょうど空いてるタクシーが止まっていたのでそのまま乗り込む🚖
これはラッキーだった。
少し重たい荷物にビクビクしながらも、
どうにか自宅に帰宅することができた。
自宅がものすごく広く感じた。
入院中は、4人部屋の一角の、自分のベッドしか生活スペースがなかったから。
自分の家の匂い。
なんで落ち着くんだ。
早速、荷解きを終わらせた。
次に、作りおいていた冷凍おかずをチンしてお昼ご飯。
そして午後はようやく安静に。
たった2泊三日とはいえ、
入院と手術でものすごく疲れていたと気づく。
自分のベッドにゴロンとする。
幸せを噛み締めた。
ちょっと泣きそうになる。
怖かった、辛かった、疲れた。
そしてもし細胞診の結果が悪かったら、、
もしち再発したら、、
もう入院なんてしたくない泣
そんな気持ちが湧き出てきた。
安心したら、
心も身体もどっと溢れてくるものがあった。
この日はとにかく疲れていたので
ベッドでゴロゴロして
自宅で過ごす幸せを噛み締めた。