百鬼夜行、魑魅魍魎・・・そういった言葉がよく似合う。
二千十三年十二月十五日は、ある伝説の一頁が記録された日だった。
PM7時~居酒屋くろねこや~
乾杯の号令と共に酌み交わされる酒、酒、酒!

そこには見渡す限りオタクしかいない。
左で仮面ライダー談義が始まるかと思いきや、奥のテーブルではプリキュアゴッコが始まる。

そんな空間だった。
何故か?それはアニバー界隈の暴年会だから。
中には初めてお互いを意識する関係性もあるだろうが、酒の肴がアニメならば人見知りだとか選り好みだとかは存在しない・・・とまではいかないが微レ存でしかないようだ。

しかし、強烈な違和感を感じる。何かが足りないような・・・?
まぁ、この感覚の正体は後々ひどくあっさり解決することになるのだがね。
一次会も無事平和に終わり二次会開場へ・・・。ふむ。
頭の中がピリリとした気がした。
開場はもちろんアニソンカラオケバートライアゲイン
鬼の住むパラダイス。
表すならば戦場。
その二文字がよく似合う所。
PM9時~アニソンカラオケバートライアゲイン~
二次会の幕が開ける
即、満員。
一次会は言わば一般人の店。
そこに名だたるオタクたちが閉じ込められていたのだ。
化学物質たちが反応しながらも居酒屋という檻に閉じ込められていたのだ。
酒を与え続けられていたのだ!
爆発だった。
歌、踊り、狂気!
二次会の始まりと共に導かれる答はそれだった。
しかし、それは単なる食前酒に過ぎず、かの人々は伝説を目の当たりにすることになる。
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勇気春