☆ シロッコ Scirocco ☆ ~ワインダイニング&タパス~ -17ページ目

☆ シロッコ Scirocco ☆ ~ワインダイニング&タパス~

福岡は南区井尻。 まるで時が止まったような昔ながらの商店街の中に、ぽつん と小さな、“シロッコ”という名のお店を開きました。



何度も何度もお店ではお客さんに聞かれ、その度にお答えしています。


多い時は1日に4度とか・・・^^;


たった今その説明が終わったのに~>< なんて続けて聞かれることもしばしば。


なので、ブログでも 『なぜココで開業することになったのか』 をご説明しておきますね。




まず、僕は山梨県の出身です。


実家は山梨、富士山のすぐそばにあります。


富士吉田市ってトコなんですが、河口湖、山中湖、富士急ハイランドがすぐ近く。


通っていた高校は、高速道路を挟んで富士急ハイランドのすぐ隣。


冬の体育の授業でスケートがあり、富士急ハイランドのスケートリンクに滑りに行っていました。


大学進学で東京へ。世田谷区にある大学でしたが、住んだところはあっちこっちに。


東府中、下高井戸、梅ヶ丘、国立、だけかな?よく転々としたもんです。


アルバイトで某イベント制作会社で3年ほど。おかげで卒業せず終い。大学よりも勉強になりましたが。




その後、河口湖の寿司屋へ。んでその店が天丼屋を始めるのでって研修に行かされ今度は天丼屋。


次は求人で、『ドイツで働きませんか?』 のキャッチコピーに履歴書を送り、ドイツのミュンヘンへ。


日本人経営の会社だったんですが、その後倒産。><


先輩が独立開業するのを半年ほど手伝った後、知人のツテでスペインのイビサ島へ。


ほとんど仕事がなく、ほぼ毎日ビーチで過ごしましたが・・・^^;


『そろそろ日本に帰ろう』 と思い、約4年のヨーロッパ生活を終え、帰国。


この頃はもう包丁を置こうかと考えてましたね・・・。


帰国後は大学時代の友人ヅテで、新築物件の床にワックスを塗る、という仕事。


また飲食に戻ろうか、と思って探したのが新潟県の湯沢にあるピッツェリア。


冬の半端ない大雪を除けば、居心地良く、勉強にもなるお店でした。


畑仕事や薪割り、壁の塗装、ワックス塗り直し、煙突分解掃除などなど、自分達でなんでもやるお店でした。


ここでカミさんと知り合ったんです。


カミさんは福岡、といっても甘木の辺りの出身なんです。


軽井沢で働いていた後に、湯沢のピッツェリアにやってきました。


先に僕の方が辞めて、しばらく湯沢のホテルに勤めた後、結婚して山梨へ戻りました。




山梨では隠れ家レストラン、町の電気屋さん、リゾートホテル、とまた転々。


山梨で自分の店を開こう、と思って十数年ぶりに戻ったものの、この土地じゃ無理だな、と気付いてしまったんです。


そして今年の初めに連休をとって、福岡に遊びに来た際、天神に出かける途中の井尻で途中下車。


不動産屋さんで、『こんな条件で物件ありますか?借りられますか?』 と聞いたところ、『大丈夫ですよ~。』


いくつか部屋を見させてもらって、その場で仮契約。


山梨に帰って、『福岡に引越すので辞めます。』 とホテルを辞職。


ちなみにそのホテルは震災の影響で、僕が辞めた月末に全員解雇になったそうです。><




井尻に引越してきたのが3月2日。2週遅れていたら引越せなかったでしょうね。


とりあえず職探し、と思ったものの、福岡って給料安い!><


働きたい!と思うような、美味しい良い店も見当たらず・・・。


『こりゃ厳しいな~。どうしようかな~。』


と悩んでいたところで、いまのシロッコの物件に出会ったんです。


『これちょうどいいサイズじゃないか?やっちゃおうか?』




そんな勢いで井尻商店街にお店をかまえたワケなんです。


ということなので、福岡、九州のことをあまり知りません。^^;


お店を始めてしまったので、なかなか出かけることもできず、主に家と店の往復な生活ですね。


3年も居たらここがホームに感じられるのかな・・・。


いまだにアウェイ感でいっぱいです。><






こんばんは。


今日は寒かったですね~。><


でも店を終えて帰る時には、それほどでもないな~、と感じました。


昼間は風があったせいでしょうか?


福岡の冬は初めてなので、どんな寒さがやってくるのかドキドキです。^^;


とはいえ、山梨のように水道が凍ったり、新潟のように目覚めたら積雪1m、なんてことはないそうですね。^^


ミュンヘンの冬ともまた違うでしょうし、イビサとは比較できないでしょう。


いまのところの感じでは、夜があまり冷え込まないような気がしています。




さて、タイトルのお話。


最近、気がついたことがあるんです。


お店にいらっしゃったお客さんのうち、9割の方が同じ言葉を残して帰られます。




『ありがとうございました。』


『いえいえとんでもない、こちらこそありがとうございました。』




おわかりでしょうか?




先がお客さん、後が僕です。


先に言われてしまいます・・・。^^;


福岡の方って、皆さんがこのようにおっしゃるタイプなんでしょうか?


福岡の県民性なのかなぁ? それともウチのお客さんに限ってかなぁ?



いづれにせよ、とても嬉しい(ちょっと恐縮な)気持ちにさせて頂きます。


僕も見習って他のお店に食事に行った際は、『ありごとうございました。』 と、先に言おうと思います。^^





こんばんは。





ワインネタです。









『フルボディの赤お願いします。』



『甘くない赤で・・・。』



『甘いワインありますか?』





・・・





ときどきお客様から言われて、若干悩んでしまうオーダーです。^^;





ワインの味を表現するのって、本当に難しいんです。





まぁ、ワインに限らず味の表現そのものが難しい。





またそれを人に伝えるのも難しい事です。





☆ Caffe' e Vino  Scirocco ☆





結論から言ってしまえば、『マズいか、or ウマいか。』 のどちらかなんですけどね。





その方が、マズいと思うか、ウマいと思うか。





口に合うか否か、好みに合うかどうか、好きか嫌いか。





白いフリフリのワンピを、可愛いと思うか、キモいと思うか。





先のとんがった靴を、かっこいいと思うか、ダサいと思うか。





着るものの好みは服装を見れば、だいたいはわかります。(仕事着以外でね)





味覚の好みは何を見てもわからないんですよね・・・。







ワインを本当に飲み慣れている方のオーダーは、わかりやすくて助かります。





葡萄品種で指定される事が多いので、かなり絞り込みできますね。





品種、地方、スタイルまで指定されると在庫が無い場合もありますが・・・。^^;





または味わいで、渋いものか、果実味のあるものか、パワフルなものか、などなど。





伝わりやすい表現でオーダーして頂けると、お好みのものが提供できます。





☆ Caffe' e Vino  Scirocco ☆





さて、タイトルの件です。





たいていのワインのボトルの裏に表記してあったりしますよね。







辛い、甘い、は主に白ワインでの表記です。(まれに赤でも甘口がある場合があります。)





これはわかりますよね。ドライか、どのくらい甘味を感じるか、の度合いです。





シロッコには甘いワインはありません・・・。(極甘口シェリー酒ならありますが。)





甘い白ワイン、というとソーテルヌや貴腐ワインなど、結構お高いものになってしまいますね。







中重口、重口、は主に赤ワインでの表記です。軽口、というのは見たことがありませんが・・・。





重いというのは、ヘビーな口あたり、ということに当たりますね。





飲みごたえがある、味わいが強い、コクが深い、といった表現に当たるでしょうか。





これは色合いにも表れ、重いワインは必然的に濃い色合いになりますが、





色が濃い=味が濃い、とは言い切れません。





色が濃くても、味わいが弱いものもあります。





ちなみに白にも重たいものがあり、主に樽熟成のものが重くなる傾向にありますね。









そして、『フルボディ』です。





これ、一番困ります。





重口=フルボディ ではないんです。





どれだけの方が理解されてるんでしょうか?





実はボディについての解釈は、プロのソムリエでも意見が分かれる程、はっきりしていないものなんです。





ボトルの裏に書いてあるのは、輸入元の担当者の感想である、と思います。





もう一つ、日本人のフルボディ信仰により、フルボディと書いておいた方が売れる、という理由もあるそうです。







では、フルボディとはいったいどんな味わいを指しているのか?





僕自身の解釈であり、うまく伝えられるかわかりませんが・・・。





ボディ=身体 ですよね。





僕はワインを口に含んだ時の、『太さ』 だと考えています。





痩せているのか、スレンダーか、健康的か、筋肉質か、ふくよかか、グラマラスか、など。





あとは、『味わいの輪郭』 です。





イメージ、印象なので伝えにくいんですが、『味の縁取りがどのくらいはっきりしているか』 ってことなんです。





どこからがミディアムで、どこからがフルなのか。





これはもう主観でしかなく、好みでもあるんじゃないかと思います。





なのでソムリエでも意見が分かれるんでしょうけど。





個人的にはこの、『ボディ』 という表現はほとんど使いません。





なぜなら、わかりにくいから。一般的に何を指しているのか、不明確だから。









とはいえ、お客様から 『フルボディを・・・』 と言われたら、また困ってしまうんですけどね。^^;





そんな時はいつも、『どんな味わいがお好みですか?』 と尋ねるようにしています。







☆ Caffe' e Vino  Scirocco ☆