一人飲みしよう@barRAINFOREST

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ひとり飲みも安心。JR岸辺駅、阪急正雀駅より徒歩5分の場所にある小さなショットバーです

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悩み相談を受けるときに多いのが、

正解と自分(相談者)の答えがずれているということです。

正解とは世間の答えです。

例えば、ブラック企業で働いている人への世間のアドバイスは、

「辞めた方がいい」

です。これが正解なのです。

でも、正解が自分にとって正しい選択とは限りません。

自分にとって正しい選択とは、後悔しない選択です。

「ブラックだけど、ここで辞めてしまうと後悔する」

という人は、辞めない方がいいのです。

この答えを見つけられるかどうかです。

悩んでいる人は、

「自分の答えが分からない」

「自分がどうしたいのか分からない」といいます。

それは世間の答えを常に頭に置いているからです。

引っ張られているのです。

一方で、世間の答えに従った方がいい人もいます。

他人のせいにしてしまう人です。

自分の答えに従って失敗すると、他人のせいにできないので後悔します。

ここがまた選択の悩みどころです。

自分の責任で生きていくのか、他人の責任で生きていくのか。

自分の責任で生きていく人は、自分の答えをまず見つけることが優先です。

他人の責任で生きていく人は、世間の答えに従うことが優先です。

正しい答えかどうかは人それぞれだということです。

だから簡単にアドバイスはできない筈なのです。

一度考えてしまったことは、

とことん考えないと落ち着きません。

「生きている意味ってなんだろう?」

と、考えてしまったとします。

そんなことを人に聞いても、

「変な人」

で片付けられてしまうことが多いです。

「そんなこと考えたら負けやで」

と言われてしまいます。

考えない人はそれでいいのです。

でも、考えてしまった人は同じように、

「考えたら負けやで」

と、諦めることができないのです。

そんな時はとことん考えることです。

そして答えを見つけるのです。

正解を見つけるのではありません。

自分の答え、つまり哲学を見つけるのです。

言葉にするのです。

正解が知りたいのではありません。

自分の考えを確立したいのです。

これが軸になります。

軸があるとぶれません。

ぶれない何かが欲しいのです。

それが自分自身の哲学です。

それを見つけるために必要なのは人の話を聞くことではありません。

他人の哲学を勉強しても、それは結局他人の軸です。

自分のものとは違います。

自分の話を聞いてあげることです。

そのためには、自分の考えを話す必要があります。

それが自分の軸を見つける近道なのです。

「生きている意味ってなんだろう?」

って考えてしまった方に。

例えばこんな質問はどうでしょう。

「今、死なない理由は何ですか?」

続きは店で。

遅ればせながら、映画『君の名は。』を見ました。

思春期の頃は、男と女が入れ替わるというストーリーを見て、

羨ましいなと思ったことはありました。

思春期ですから。

でも、よくよく考えるとイヤですね。

入れ替わったとして、女性の体になって鏡を見て興奮して、

そこからです。

で?

肝心なものがないのです。

そこから何をしろと。

美味しそうなものを目の前に置かれてるのに口がない。

みたいな状態です。

それに、映画では美人でスタイルのいい女の子と入れ替わります。

これが、必ずそうなるならいいのです。

どんな女の子と入れ替わるか分からないなら恐いです。

もし僕がぽっちゃりな女の子と入れ替わったら、

入れ替わっている間中、筋トレします。

勝手にライザップです。

元に戻るたびに、彼女は筋肉痛で、

「あの男は入れ替わっている間、何してるんだ?」

と、ぼやかれます。

逆に僕の体は元に戻るたびに、

筋肉が減って、脂肪が増えていっているのです。

どんな修行かと思います。

というわけで、『君の名は。』

いい映画でしたね。