1990年代半ば、パチンコ台革命とも呼ばれた名機「CR大工の源さん」が世に登場した。

スロット台の台頭とケーサツによる規制に押されつつあったパチ台の光明、設定機能と3回権利、大量出玉スペックで爆裂するかハマりまくるか、天国か地獄か的なギャンブル性はこの後バチバチに抑えられてしまい、最後のギャンブル機としてオールドパチンカーの中に思い出として残り続ける。
液晶や役モノの演出などほとんどない時代でゲーム性は単純、その分ハマり続けると台を破壊したくなる衝動に駆られたムカムカムカムカムカムカムカムカムカムカ

爺ちゃん、婆ちゃんも楽しめるシンプルさはギンパラの発展機「海物語」として今も残るがオレもねぇ、パチンコなんて10年以上やってないんで分かりません・・・・
源さんキャラクターといや袢纏に足袋と腹巻き、そしてねじりはちまきとゆう江戸古来の職人ファッション、江戸弁と呼ばれる方言「てやんでぃ」や「いくぜ」とゆう文字演出が特徴でした。
何で源さんの話なんぞしてるかとゆうと?

またしても始まる内装作業、全くのド素人だったオレも度重なる「作る→壊す」の連鎖のおかげでそれなりに色々出来るようになってしまったのだ・・・・

つうコトでロン毛の大工職人のナベキャラを勝手に作りましたてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろてへぺろ
アチコチ見て回った20件近いテナント物件は最終的に久茂地に決まりました。

前回も書いたように立地的に有りか無しかはこの時点のオレには分からない。が、東町や国場、栄町のもうちょいハズれなんかは確かに家賃は安値いんだけどね・・・・

コトバを返せばしんどいエリアだから安値いとも言えるワケですよ。地元がソコだったり、既にお客をたくさん抱えてる人なら場所などあまり関係ないでしょう。

オレには、この時点で那覇にダチはおりません。知り合いと呼べる浅い付き合いの人が4、5人、今から客商売を始めるとゆう意味では背負ってるハンディキャップは重すぎるぜアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセ

なんでね、家賃が安値いからとゆう理由だけでワケの分からんトコに店を出しても勝ち目はないのです。

だったら倍の家賃を払ってでもいいから人目に留まりやすい、人が流れてる導線上に出店するのが後々イチバン楽なのは東京も沖縄も同じ。
内見は1分で十分でしたグッグッグッグッグッ

何年放置されてたのか?埃っぽくカビ臭い店内、モノトーンチックで地味でそれでも薄汚れてはいる。

しかし、ココをこうしてアソコをああして、イメージがボコボコ湧いてきたのだ。モノを作る時、それが曲だろうが、クルマのドレスアップだろうが、服のアレンジだろうが、店だろうが、最初の衝動的なインスパイアがオレにはとても大事なのです。

それが湧いてこないコトには手を付けない、それがオレの生き方なのだ。なんてね〜、あくまでも直感てす、直感・・・・
家賃はダメ元でいつも交渉してみます。

コロナ禍じゃん?商売しんどいじゃん?オレ沖縄歴ないじゃん?少しでも長くやりたいじゃん?

結果、2万円下がりましたOKOKOKOKOK

この2万円とて、軌道に乗るまではひたすら負担でしかないのだから助かります・・・・
普通の建築仕事はここから図面起こしが始まり、それに沿った工程表が組まれ、専門職人の手配をし、材料や必要物資の手配調達を終わらせ、段取り半分、作業半分ぐらいキチッとしたプロの仕事に展開するのだが…

まぁ独り親方兼独り人工だもんでね、オレが理解できるならちゃんとした図面など要らんのです。

とゆうコトで沖縄DFGは作業初日から完パケまでこの手描き図面1枚で完成したのです・・・・
壁はね、塗装ではなく左官でやるコトに。

つってもオレには左官の経験はありません・・・・

たまたま東京DFGのお客で静岡市で壁材や塗料の卸し会社を切り盛りする哲っちゃんが、読谷村の新築リゾートホテルの内装に自分トコの塗料を提供してる絡みで沖縄におって手伝ってくれるコトに!
彼の登場まで壁は放置でいいので天井からやっつけますか・・・・

段取りの大切さは塗装作業も然りで、大キライな作業「養生」に7割の時間を費やすショボーンショボーンショボーンショボーンショボーン

コレをテキトーにやると仕上がりがグダグダになって反省しか残らないのは過去の経験で学んでいるので、めんどくえせぇ…と思いながらもちゃんとやりました。
いつオープン?とか何とか急かしてくるダチもおらんので、無計画内装作業はノンビリ進行します。

イヤになれば4〜5時間で切り上げ、ノッてしまえば深夜帯までやる。
そうこうしてるうちに哲っちゃんが読谷村の現場を終わらせて那覇に上陸するスタースタースタースタースター

壁に貼りつけてある安っぽい発泡スチロールのレンガが経年劣化で違う物質に変化していて剥がせない・・・・

ので塗装はムリ、左官でパテ埋めの如く潰していかなければならんのだガーンガーンガーンガーンガーン
コテ板の使い方とイタリア産の漆喰材の練り方を教わり、見よう見まねで頑張りました!!

哲っちゃんは今や日本のみならず、自社製品を抱えてヨーロッパから南半球まで世界中を飛び回るビジネスマン。

その合間をぬって時間を割いてくれたお願いお願いお願いお願いお願い

未だにろくすっぽお礼も出来てないのだが、コレ以来沖縄には来てないんでね、もう4年経っちまったよ・・・・
コンクリートの抗体の上に直にクロスが貼ってあり、その上に杉板をチマチマ切ってレンガのフェイクにしたかったのか?

センスゼロの木っ端を剥がすと当然クロスも一緒に剥がれてしまう・・・・

どんな手抜き作業よもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや
そんな壁も何とゆうコトでしょう・・・・

下の凸凹が分からんぐらいキレイになりました星星星星星


まぁこんな感じで2008年、20014年、2016年に続く4回目の内装作業は粛々と進行するのだった。


後半戦は次回やな・・・・