孫子曰く

 

知彼知己者百战不殆。

 

彼を知り己を知れば、百戦殆うからず。

 

 

 

相手をリサーチすることは

 

如何にも必要ではありますが

 

自分自身を知ることも

 

百戦において

 

キケンを避けることにつながります。

 

 

 

資源はじめ貯蔵量、兵数、

 

インフラや土地、天候その他諸々

 

相手のことだけではありませんね。

 

自軍を知ることも必要です。

 

 

 

でも

 

自分のことって

 

いったいどれくらい理解しているのでしょうか。

 

 

 

知らない己と言うのが

 

まだたくさん隠れていると思うし

 

新たに発生していくのだと思います。

 

 

 

彼を知り己を知れば百戦殆からず

 

というのは

 

百戦全勝より

 

百戦ベストを尽くせる

 

と言う方がなんだかしっくりきます。

 

 

 

パッと浮かぶ己だけじゃなく

 

自分が弱くなる傾向とか

 

テンション上がるタイミングとか

 

記憶を引き戻す術

 

緊張を打ち消す方法等々。

 

 

 

そのあたり研究すると

 

百戦でベスト尽くせそうです。

 

 

 

自分と向き合うのは

 

おそろしいようでワクワクもします。

 

 

 

精神論だけでは限界がありますから

 

順調時に順調を維持し

 

不調時にニュートラルに戻す自己を

 

探すのはアリだと思います。

 

 

 

人間浮き沈みがありますが

 

それを知ることもまた

 

己を知ることであります。

 

 

 

ぼくなどつい先日

 

新たな自分の内面に気付きました。

 

 

 

変化を恐れる自己

 

逆諸行無常と名付けたのですがね。

 

 

 

変化を拒むなど否も応も無く

 

周りは絶えず変化しているわけです。

 

変化していくしかない。

 

諸行無常という言葉は

 

知ったつもりでいたので

 

自分が変化の流れにビビっているとは

 

けっこう意外だったのです。

 

 

 

そんなことに気付いたので

 

最近少し楽になった感じです。

 

 

 

己を知ればベスト尽くせそうな

 

そんな気がします。