今日の午後はお休み。

都内某所で少し散歩をして。

 

先日気づいたのだけども、散歩の

コースから少しだけ離れた場所に

以前飲み会をしたことがある店が。

 

ああ、あの店は。

そう、昨年逝去したあいつが岩手

からやってきて、ヴォーカルの応援

で浦和に行った後、行った店。

 

散歩のたびに目に入る。

そうすると自然とあの頃の記憶が。

なんか、現在の私の習慣を見切って

いたかのようだ。

 

 

人は死して現世に生きる私たちに

訴えかけるのだ。

知人と他人の差はあるけれど。

大江健三郎の名作を思い出した。

ま、大江も逝ったな。

学生時代に大江を読んで世の中には

凄い文章を書く小説家がいる、、、。

とてもかなわん、物書きへの道を

断念するほど衝撃的な読後感。

吹聴してまわっていたら

直後にノーベル文学賞をとったので

文学部の連中が驚いていたっけ。

 

あいつの話に戻って。

 

 

盛岡でも。

 

なぜかいつもは行かない、盛岡駅構内

のキリンシティ。

盛岡なのにありふれたチェーン店かよ、

と内心不満を抱いたあの年の盛岡開催

最終日の夜。

 

今夏盛岡に行ったときに「ハッ」とした。

帰京するために駅改札に向かうと必ず

視界に入る場所なのだ。

 

 

さらにいえばかつて行った白龍も。

 

 

地元民だと本店がおすすめらしいが。

彼が連れて行ってくれたのは駅構内。

これも偶然かもしれないが、フェザン

で南部煎餅を買って帰ると必ず店の脇

を通ることになるのだ。

 

 

競馬場もいわんや、、、。

 

 

早逝した彼ではあるが、私が盛岡に行

くたびに、散歩をするたびに彼を思い

だすのだろう。

 

しばらくそちらに行く気はないけれど。

いつかまた、競馬の話をするのだろう。

 

 

そんなことを思い出しながら。

そして夜、仕事に戻った。