毎日新聞“仲畑流万能川柳”(2024年1~4月)に入選した私、ぼうちゃんの句は こちらの 3句でした。

「非正規か正規かという身分制」
(1月18日)


「レンズ込みと思い込んでたメガネ代」(2月26日)


「句で笑いとばせなくなってきた政治」(4月4日)

同じく“仲畑流万能川柳”、1~5月の全入選句(2,646句)から、ぜひ ご紹介したい 5句です。

「松茸をナガメルダケと呼ぶ我が家」
1月15日/柏原/柏原のミミさん


二度読んで意味がわかり、ニヤリとしました。
“ダケ”の掛詞が効いていますね。


「三人の子の年パッと言える妻」

2月25日/川越/麦そよぐさん

さすが、母は強しと感じます。
妻への敬意が感じられる妻ネタ句は珍しいかも。いいですね。


「見えたとき教えたくなる虹と富士」
3月3日/福岡/坂梨和江さん


空に映える虹や富士の美しさと、“教えたくなる”高揚感が味わい深いです。
虹と富士が韻を踏んでいるのも 心がくすぐられます。


「「空気みたい」「そんな大事な人なのか」」

4月17日/秀逸/和光/sojiさん

真面目な反応が すごくおもしろいですね。
きっと、本当に大事な人なのでしょう。

(会話をしているのは、娘と父親とか?)

「完食のシーン見せないグルメリポ」

5月15日/鴻巣/雷作さん

ちゃんと残さず食べているか、気になっていました。
空になった食器も映してほしいです。


1~5月も たくさんの句を鑑賞させていただきました。

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野の花のアルバム 6枚です(後編)


毛狐の牡丹 とげとげの果実
(ケキツネノボタン/キンポウゲ科)


常盤黄櫨 蜜のありかを虫に教える黄色の斑点
(トキワハゼ/サギゴケ科)


種付花 直径3,4ミリの 小さな花
(タネツケバナ/アブラナ科)


紫花菜 名前も かわいい
(ムラサキハナナ/アブラナ科)


大犬の陰嚢 きれいな青色
(オオイヌノフグリ/オオバコ科)


春紫苑 ふさふさの舌状花
(ハルジオン/キク科)

ご覧いただき、ありがとうございました。
(4月下旬/栗原遊水地(神奈川県 座間市))