いま放送中のドラマ

ダブルチート偽りの警官を見ていて

思い出したんですけど

わたし昔、詐欺に遭ってました。




 

ダブルチートの1話目の冒頭で

 

田舎から出てきて

財布をなくしてしまいました。

浅草までの電車賃を

貸してもらえませんか?

 

というシーンありましたよね。

それと似たようなことに

遭遇したことがあったんです。

 

 

私まだ20代の会社員だったときに

四谷で

 

同窓会のためにこっちに

出てきたんですけども

お財布をなくしてしまいまして

新宿までの電車賃150円を

貸してもらえませんでしょうか。

 

と、おしとやかそうな

おじいさんに声をかけられたんです。

 

気の毒だと思って150円を

差し出したら

 

必ず返しますので住所を

教えて下さい、と言われたけど

たかだか150円くらいで

自分の個人情報を知られたくない

という思いから

返さなくていいです、って言って

別れたんですけど

 

後から考えると

おじいさん、私と別れたあと

駅とは違う方向に歩いてたな…と

思ったんです。

 

 

それを翌日、会社の同僚に話したら

そのおじいさん、そうやって

複数人から小銭かせいで

飲みに行ったに違いないよ、と言われ

やられたーと思いました。

 

 

150円という金額も絶妙ですよね。

被害に遭った人が

それが詐欺だと気づいても

警察に言うほどの金額じゃないと

思ってしまう。

 

 

ほんと優しそうで善良そうな

やわらかい雰囲気のおじいさん

だったんです。

人って見た目ではわからないですね。