MAYAのタイ移住物語

シリーズ掲載中!

 

 

 

過去のシリーズはこちらです。

はあと【第1話】MAYAのタイ移住物語~モテ期の若手女子!26歳でタイ人の彼と出会う

 


 

 

シンガポールの国際会議で

突如としてタイ人男性と

出会った私。

 

 

 

 

【第2話】MAYAのタイ移住物語~海を渡る遠距離恋愛、将来の大きな不安

 

 

 

出会いとは、

いつどこに

転がっているか

分からないもの。

 

 

 

期待せずにいる時ほど

突然の恋が始まる。

 

 

 

 

 

タイと日本から

海を越えてシンガポールへ。

 

 

 

まさかの勉強中に

人生を変える運命の人と

出会うことだって、ある。

 

 

 

 

 

偶然が偶然を呼び

二人は急接近。

 

 

 


初夜のパーティでは

200名という大勢の参加者たちと

名刺を交換し合った。

 

 

 

ざわざわとした会場を去った後は

ベッドに沈み込むように寝た。

 

 

 

 

 

大勢のうちの

一人にすぎなかった

タイ人の男の子。

 

 

 

 

そんな彼が

急カーブを描いて

私の真横に存在する人に

なったのはなぜか?

 

 

 

 

 

 

 

きっかけは

翌朝のセッション。


 

 

 

昨日僕たち会ったよね?

 

 

微笑みの国の笑顔が

突如、そこにあった。

 

 

 

 

 

私の真後ろの席に

彼が偶然、座っていたのだ。

 

 

 

 

 

 

再会した私たち。

 

 

 

 

それからというもの―。

 

 

 

 

二人は一緒に

行動することが

多くなった。

 

 

 

 

正確に言うと

私がどこにいても

彼が見つけてくれて

 

 

「あっちに座ろう」

などと言って

連れて行かれる。

 

 

 

私も決してイヤということもなく

彼と話しているのが一番楽しい。

 

 

 

 

 

流暢な英語、高い志を持ち

完全にレディーファースト。

 

 

タイ人って、

こんなにスマートなの?

と驚くほどだった。

 

 

 

 

 

彼と話すほどに

私のタイ人男性のイメージが

覆されていき、

 

 

数年前に

タイへ一人旅した時に

自分が見てきたタイという国。

 

かなり思い込みだらけで

帰国したんだなと感じた。

 

 

 

 

他の日本からの参加者たちとは

別行動状態になり

 

 

彼もタイの参加者たちを

完全放置ビックリマーク

 

 

 

 

 

それでも、

私にはこの出会いを

静観しているところも

当然あった。 

 

 

 

まあ、友達だよね。

 

 

短期間限定の、

なんだか楽しいお付き合い?

 

 

 

 

 

 

会うほどに冷めた

日本のエリート君たちとの

過去の出会いとは

確実に違う何か

感じながらも

 

 

 

そんな自分の感情を

否定し続けた。

 

 

 

 

エレベータを降りる瞬間

彼の手が伸びてくる。

 

それに気が付かないフリをして

即座に降りて

「おやすみラブラブ」とかわす。

 

 

 

 

 

5日間という短い滞在期間。

あと、何日でこの日々は

終わってしまうの?

 

 

 

そこに寂しさを

感じていながらも

 

 

私は慎重なつもりだった。

 

 

 

浮かれて、恋におぼれて

傷つくのも嫌だった。

 

 

なんなら、旅先での

彼の退屈しのぎでも

別に構わないから。

 

 

 

私は、おぼれないから

よろしく!

 

 

 

 

そう言い聞かせて

自分が傷つかないように

防衛していたところもある。

 

 

 

恋愛で

傷つくのは、

もうこりごり。

 

 

 

しかも、こんな

別の国に住む人なんか―。

 

 

 

遠距離?ムリでしょ。ww

 

 

 

 

 

 

お互いバンコクと東京に

帰るその日。

 

 

 

私のことが

好きだという彼に

直球で質問した。

 

 

 

「で、これから、どうするの?」

 

 

まるで他人事のように

冷たい聞き方をした。

 

 

 

ただただ、未来がうまく

描けないことに対する

私のまっとうな不安だ。

 

 

 

 

 

彼はこう言ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結婚して一緒に暮らそう。そうだな、バンコクで。」

 

 

 

 

 

ハ? いきなり、それ?

 

 

 

 

私は激怒して、

 

 

 

無責任に、

そんなテキトーなことを言う人は

大嫌い!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は正しかった。

 

 

 

 

 

あれから数年後、

私たちは遠距離恋愛を継続し

 

 

 

彼が言った通りに

二人は結婚し、バンコクに暮らす

ことが現実となった。

 

 

 

 


 

タイ人の彼と出会う前に

たくさんの男性を見てきて

 

 

条件がいいはずの男性たちに

なぜ、私が心からは

魅かれなかったのか。

 

 

 

 

 

 

今、もう一度

それを考えると

答えは出ている。

 

 

 

 

 

 

自分でなくてもいい。

他の誰かが、いつでも代わりになる。

 

 

 

薄っすらと、でも確実に。

 

 

それをずっと感じてきた。

 

 

 

 

 

自分に似た誰かが

いつでも代わりになる―。

 

 

 

そこそこ器量が良く

お嫁さんとして恥ずかしくなく

ちょっと英語も出来ちゃって

まあ自分でも稼げるしっかり者で、

適齢期な女性。

 

 

 

 

 

そんな誰かであれば、

別に私ではなくても

彼らはハッピーなんではないか?

 

 

 

その感覚が

ずっとぬぐえなかった。

 

 

 

 

きっと私自身も

彼らに心を思いきり開くことはなく

表面的な自分と表面的な彼らを

 

ただ若い男女というだけで

そこに付き合わせ、

物足りない時間を持て余していた。

 

 

 

 

 

だから。

 

 

 

 

私がタイ人の彼と出会い、

 

絶対に君だけ。

 

他の誰も代わりには

なれないんだ。

 

 

 

 

その思いの強さ

私を次々に決断させていった。

 

 

 

 

 

彼との人生を歩むことについて

確かな自信を

私に与えてくれたのは彼だった。

 

 

 

 

もし彼が

日本人女性であれば

誰でもいいのなら

 

 

この恋は脆く・儚く

すぐに終わっていただろう。

 

 

 

 

決して代わりには

なれない恋であり

 

これ以降、

二度と交わる事のない

唯一無二の出会いであること。

 

 

 

 

当時の私が

心から求めていたのは

 

 

モテることなんかじゃ

全くなかった。

 

 

 

 

 

 たった一人の人に

心の底から求められること。

 

 

 

そこだったから。

 

 

 

 

そして、彼は

私に自由

与えてくれる人だった。

はあと【MAYAの恋愛論】クリスマススペシャル!わたしの結婚相手の条件はコレ!

 

 

 

遠距離恋愛中のことは

こちらの記事に書きました。

 

はあと浮気が心配?!遠距離恋愛について書いてみる

 

 

 

 

 

次回は私たちが

タイ移住を選んでいくまでの

過程について書きます!

 

 

 

 

続く。

 

 

 

 

 

【第3話】MAYAのタイ移住物語~バンコクと東京、どちらに住むの?

 

 

MAYA

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

MAYA

 

ブロガー歴18年。MAYAブログ塾主宰。自分が既に持っているものから様々なオリジナル講座を生み出し主催中。1年で16種類の講座、66回のセミナーやイベントを実施、236人を集客。MAYAブログ塾・3ヶ月の長期講座「人生を底上げする個別ブログコンサル」は成果の出る人気ブロガー育成講座として知られる。

 

image

 

◆MAYAの目指す世界◆

1.成長したい人、挑戦する人を応援する

2.人・ブログ・旅がテーマ

3.女性が最高の人生を生きるサポート

 

◆今後の取り組み◆

SNSメディアを活用させた活動をさらに深めていきます。

1.政府や企業とのコラボ

2.日本とタイの架け橋ビジネス・社会貢献

3.女性と旅をテーマにした事業
 

さらに詳しいプロフィールはこちらへ

 

リボンはじめましての方へリボン

はあとMAYAってどんな人?自己紹介はこちら

はあと涙と笑いのタイ移住物語はこちら

 

 

ラブラブ【募集】新・MAYAご提供中のメニュー(一覧表)はこちらです!