リボンわたしの自己紹介ストーリーリボン

 
 
 
 
 
 
 
「タイ人と結婚?どうして?
え?仕事、辞めるの?」
 
 
 
 
結婚するから、
タイに移住する。
仕事はあとで考える。
 
 
そう宣言した時、
周囲からの反応はこれ。
 
 
 
 
結婚も、タイ人も、
退職(寿退社宣言!)も。
すべてが意外であったらしい。
 
 
 
 
 
 
 
キャリアを捨てるのか?
 
 
 
これまで一生懸命
情熱を注いできた仕事を。
 
 
 
 
 
 
 
タイ人との結婚?
 
 
異文化であり、異国であり
タイは発展途上国だ。
そこへ嫁ぐのね?と。
 
 
 
 
 
 
 
人々からの問いは
自分自身への問いでもあった。
 
 
 
 
 
 
タイ人と結婚し
タイに住むということ。
 
 
 
タイという国、タイ人、タイの文化
そのすべての、偏見も、賛美も、
貧しさも、豊かさも、
 
 
その過去と未来まで
 
自分に関係のあることとして、
 
背負うということ。
 
 
 
 
 
 
 
それはまさに
 
人生最大の賭け。
 
 
 
 
 
 
わたしは再び、
 
新しい一歩を踏みだす。
 
 
 
 
 
 
自分の直感だけを信じて。
 
 
 
 
夫はお金持ちの
タイ人一家出身者
というわけではない。
 
 
 
だから、何か安定したものがあり、
それに魅かれての
結婚ではなかった。
 
 
 
 
 
 
 
シンガポールという
お互いのとっての第3国で
勉強中に出会った二人。
 
 
 
 
どこか自分と同じ匂いがする人。
 
 
 
出会った頃の
そんな淡い想いも
約4年という月日と共に
 
将来を見据えた関係に
なっていった。
 
 
 
私の両親もはじめこそ
タイ人との結婚に驚いたが
 
 
彼に直接会うと、
大賛成に変わる。
 
 
 
 
将来のことは何も分からない。
 
 
でも、確信していたこと。
 
 
 
 
 
 
 
いま、やるべきことは
遠距離恋愛に終止符を打ち
新しい生活に飛び込むこと。
 
 
 
 
 
 
 
私はキャリアと東京の生活を
一気に手放した。
 
 
 
 
 
 
失うものが
大きければ大きいほど
得るものも多い。
 
 
そう誰かが言ったっけ。
 
 
 
 
 
もう何もいらない。
 
 
 
そう思った瞬間に扉が開けてくる。
 
 
 
 
 
 
退職届が受理された後、
 
 
 
キミのポジションを作るから
バンコク支社で働いてみないか?
と上司が言う。
 
 
 
 
 
手放した瞬間に
新しい仕事に出会う。
 
 
 
 
「あなたに紹介する仕事なんてない」
若かりし日には
そう言われたことを思い出す。
 
 
 
 
 
もう一度、
今度はバンコクで
海外で働く夢にリベンジする
チャンスを得た。
 
 
 
 
 
 
たった一人で闘った
香港の時と違って
 
 
 
 
今度は愛するパートナーと一緒に。
 
 
 
 
 
 
 
 
MAYA
 
 
遠距離恋愛中のことは
こちらの記事にまとめました。
よろしければ、お読みください♡