わたしの自己紹介ストーリー
自己紹介②
不採用通知の束に追い打ちをかけた失恋。
そして私は・・・。
あなたには
思い出すだけでも
胸が苦しくなるような
そんな思い出はありますか？
私にとって
それはやっぱり大学生の頃。
就職活動でつまずいて
この先どうしたらいいのか
分からなかったあの頃だ。
↓
【自己紹介】身の程知らずの女子アナ志望。そして今の私ができるまで。
女子アナ志望が
いかに
浅はかだったかは
早々に分かったが、
じゃあ何をしたいのか？
これがイマイチ
分からなかった。
アルバイト好きだった私は
大学時代の月収20万円。
なぜ、新入社員の月給がそれより低いの？
と本気で疑問に思っていた。
周囲と同じように
有名な会社をいくつか受けたが
どれも不採用。
不採用通知を
集めている感覚だった。
数打ちゃ当たる！の
エネルギーも切れ
就職戦線離脱も寸前のころ
私はある日、
本屋の留学コーナーに立ち尽くした。
たしか、私はずっと
留学したかったのではなかった？
ふと思い出した。
結局アルバイトや
ほかのことを優先させ、
私は留学をしなかった。
就職が上手くいっていない今こそ
海外に出てみるのはどうだろう？
そんな思いがよぎった。
でも留学は
自分には優雅すぎる選択肢だった。
なぜなら、親の負担になることだから。
頼みこめば
父はお金を工面したに違いないが
その選択肢はないと決めた。
働くんだよ、海外で。
私はそう決めた。
新卒で海外、という選択は
実は簡単なものではない
というのに
そんなことすら
思いもしなかった。
急に目標が出来た後の自分は
すさまじい速さで行動し始めた。
もう日本で就職する
という通り一遍な考え方は
まるごと捨てた。
そして、私が誰よりも
好きだと思えた
ホテルと旅行のこと。
実際大学では
ホテルの研究もしていた。
香港のホテルで研修をするという
プログラムを見つけ、
すぐに申し込む。
英語がまあまあ出来る
日本人ということで
受け入れ先ホテルからOKを
取り付けたのだった。
いつか海外に出たい
気持ちはあって
少しずつ英語の勉強だけはしていた。
就職活動中に
ずたずた切り裂かれた自尊心。
それをなんとか挽回しようと
海外就職を狙った自分。
そして「来てもいい」と言っている
受け入れ先があるという幸せ。。。
ここまでは良かった。
けれど、この選択は
関係のないところにも
影響を及ぼした。
当時付き合っていた彼氏は
希望の光を見つけた私とは裏腹に
旅先で出会ったという
別の女の子に恋をした。
別れよう
そのつもりは全くなかった。
考え直してほしい、とせがんでも
もう相手の眼の中に
自分は映っていなかった。
全てを失ったような気分で
見るものすべてが灰色だった。
だったら、香港なんか
どうでも良かったのに。
泣きながら、
何度も寝返りを打って
起き上がれないような日々が続く。
香港行きの日は
それでも容赦なく迫っていた。
失恋の痛みを抱えながら
自分を奮い立たせて
私は日本を後にした。
自分の未来という、大切なものを手に入れた。
でも、恋人という大切な別のものを失った。
恋の終わりと
新しい生活の始まり。
交差する二つの出来事の
翻弄されながら・・・。
香港で過ごした日々のことは
過去にブログ記事にもなっています。
↓
ということで、自己紹介②を
終了いたします＾＾
次回はこちら！
↓
【自己紹介③】夢に見た海外就職で大挫折、次の転機が訪れるまで。
MAYA