リボンわたしの自己紹介ストーリーリボン

 
 
これから私のことについて
自己紹介シリーズ!ということで
ちょっと書いてみますね^^
 
 
 
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時はさかのぼって、大学時代。
 
 
 
 
ごく普通の都内大学生だった私。
 
 
 
将来を考える就活で
私は完全に路頭に迷っていた
 
 
 
自分を見失いまくっていた。
 
 
 
 
 
大学時代はバイトが大好きで
そのうちの一つがフジテレビ。
 
 
 
番組アルバイトをした経験から、
マスコミに憧れを持つようになった。
 
 
 
 
 
あろうことか、とんでも
身の程知らずだった私は
女子アナに興味を持ち
アナウンサー学校に通った。
 
 
 
 
通い始めてすぐに
先生から言われる。
 
 
 
 
 
 
「向いてないよね」
「マスコミ行きたいなら製作側でね」
 
 
 
 
 
 
実は製作側にすら、なってやる!
という自信がないのに、
アナ学校に通っていた自分。
 
 
 
 
 
通えば通うほど
なんだか自分に
自信がなくなっていった。
 
 
 
 
当時一緒のクラスには
ミスコン優勝者とか
すでにタレント事務所に
登録してる子。
 
 
現役ベテランアナウンサーの娘、息子など。
 
 
 
 
コネだけじゃない実力
(発声やコミュニケーション能力)、
美貌や根性、行動力もある学生たち。
 
 
 
 
 
 
まだ大学生なのに既に
「何かを成し遂げた人」
ばかりが集まっていた。
 
 
 
 
 
同じハタチやそこらなのに
歴然とした差がついていたわけ。
 
 
 
 
なにひとつ、
自分が勝てるものがないし
 
 
全てにおいて
自分は足りてなかった。
 
 
 
自己嫌悪だけ拡大していく日々。
 
 
 
 
 
アナウンス学校の先生は
男性で元TBSディレクターだった。
 
 
 
 
 
落ちこぼれの私の話も
ちゃんと聞いてくれる人で
歯に衣着せぬコメントを言う。
 
 
 
 
 
アナウンサーになれる人はね、
 
 
逆に製作は絶対やらない
というくらい
 
 
人前に出る事しかありえない人だよ。
 
 
 
 
好感度、
頭の回転の良さはもちろんのこと。
 
アナになることしかありえない。
 
っていうくらいの
存在感がないと、という。
 
 
 
それを努力で磨く人もいるが
 
必ず突き抜けた
強い意志がないとダメ。
 
 
 
 
アナでもいいし、アナでなくてもいい・・・
なんていう人は受からない。
 
 
 
地方アナでも、
どうしても、何が何でも
アナウンサーをやりたいのか?
 
 
 
 
私は黙り込んでしまった。
 
 
 
答えはNOだったからだ。
 
 
 
 
 
 
先生は続ける。
 
 
 
 
 
君がまずやるべき事は、
アナの発声練習でも
エントリーシート書きでもない。
 
 
 
 
 
とにかくコレだけは自分が1番!
と思えるものを見つけてやることだ。
 
好きだというなら、何がどれだけ好きか?
考えてみろ。
 
 
 
 
 
私:えっと、・・・ホテルが好きです。
先生:じゃあ都内メジャー全ホテルに泊まったとか、何か行動したのか?
 
私:え・・・?してません。そんなお金はありませんし。
先生:じゃあ、都内ホテルにお茶飲みに行くくらい出来るだろう。いいか、主要ホテルは全部回るんだぞ。今すぐやれー!!
 
 
 
 
こうして、私はたった一人で
都内ホテルのお茶巡り
をすることなった。
 
 
 
 
 
都内高級ホテルでお茶する事は
大学生にとって
金銭的な負担は小さくない。
 
 
 
でもやった。
 
 
とにかくがむしゃらにね。
 
 
 
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結果として、
私は女子アナになってないけど、
 
 
ホテルについては
ひと言もふた言も
ある人間になった。
 
 
 
実はそのルーツは
アナ学校の先生の一言にある。
 
 
 
私のブログを読み
「ホテル選びの参考にしてます!」
「旅行に対する考え方が変わりました」
「自分のためのラグジュアリーを実践してます」
というメッセージをいただく事がある。
 
 
 
そんな時わたしは
この先生の事を思い出す。
 
 
 
 
 
 
旅やホテルに関しての発信は
そんな若かりし頃の苦い思い出とも
実は隣り合わせ。
 
 
 
先生は今頃どうしているかな?
 
 
 
 
私は今、国際結婚して
バンコクに住んでいます。
ホテルのことは誰よりも好きです。
 
 
 
 
 
 
もしいつか再会できるなら
絶対にお礼をしたい。
 
 
 
 
 
 
せんせい、わたしは元気です。
 
 
 
本当にありがとう。
 
 
 
 
 
 
 
 
自己紹介は続きます!
 
 
 
 
 
MAYA