【京都の旅】

 

源光庵(げんこうあん)を訪問した時のこと。

時が止まったかのような

ハッとするほど美しい光景。

 

丸い窓が【悟りの窓】

四角い窓が【迷いの窓】

 

 

本堂には丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」があり、それぞれに仏意がこめられている。丸い窓は、何事にもとらわれないおおらかな気持ちを「禅と円通」の心で表し、四角い窓は、生きることや病、死ぬことなど日々のさまざまな苦しみの「人間の生涯」を表している。紅葉の頃となると、その窓から景色を眺めたいという人々が多く訪れる。

出典:http://koyo.walkerplus.com/detail/ar0726e13169/

 

 

悟りの窓は丸い窓から

庭園が見えているという状況なのですが

窓を通してみた庭園が、

 

どう見ても私には

そこに描かれた「絵画」のように

見えてしまうのです。

 

あまりにも完璧に美しすぎて、

とても今そこに存在する、

生の風景には思えない。

 

窓を通さずに見た庭園は

ごく普通で感動を呼び起こすほどではないのに

「悟りの窓」を通すといきなり

空間自体が芸術になってしまうのです。

 

それは魂が震えるほどの感動であり、

これまでこういった風景に出会えずに来たことを

少し悔やんでしまうほどでした。

 

 

源光庵では若者カップルを

複数見かけました。

 

ここでデートなんて、

とても素敵なアイディア。

 

 

悟りの窓について。

あなたはどんなコメント?と

彼氏に聞いてみてくださいね。

 

結婚すべき人かどうか

分かるかも。^^

 

 

静寂。

厳かな空気。

 

京都に来て、本当に感じたことは

日本の真の姿。

しなやかな強さと

その奥にある圧倒的な美しさ。

 

東京では感じにくいこと。

 

 

悟りの窓。

方重なりて、円を成す。

という言葉があるように、

 

人間の生涯や苦しみを表しているという

四角い【迷いの窓】はいつしか

【悟りの窓】の境地に至る。

 

人間丸くなったとか

角が取れたなどの表現は

仏教心理から来ているのですね。

 

 

人生に迷いし時は

丸く、美しい

京都・源光庵

悟りの窓を思い出したいものです。

 

 

 

源光庵へのアクセス方法・拝観料は

京都観光ナビをご覧くださいね。

午後5時に閉まりますので、ご注意。

京都観光ナビ

https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000055

 

 

 

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