6月17日(月)MRI検査(卵巣嚢腫)コルポ診、生体検査結果

卵巣の具合をみるMRI検査。

3時15分の予約だったので
午前中は普通に14㎞くらいランニングしてたから
昼飯絶食はおなかが空いてツラかった^^;


MRI検査は初めて、
技師さんから
「大きな音がするので気をつけてください」との説明があり
検査は始まった。

クラッシック音楽の流れる
ヘッドフォンをつけていたのと、
どうも途中はウトウトしていたようで
大きな音はさほど気にならず20分ほどで終了。

データを持って産婦人科へ。
夕方の診察待合は、さほど人の姿はなく
そろそろ診察も終了の時間なのだなと思っていたら
名前を呼ばれた。



席についてDrに挨拶するなり

Dr「えっと、結果なんですけど、
   (コルポで撮影した写真を見ながら)
   ここらへんの組織を採って調べたところ
   思っていたよりも少し悪いみたいで…
   上皮内癌ではなく
   浸潤癌、つまり「癌」なんですね。」

若くて可愛らしいDrは、さらっと告知されましてw


ワタシ「・・・・・・?」

Dr.「(カルテに書き出す)

    高度異型性→上皮内癌→癌(これに二重丸)
   
    ほんとの癌なんです」

ワタシ「ステージでいうとどの辺ですか?」

Dr.「あ、調べたんだねぇ~^^

  1a1期(0期が上皮内癌なので浸潤癌では最下位のレベル)

    の微浸潤癌っていうやつなんだけど、

    しっかり診断をつけるために

    円錐切除術をしてから

    子宮を採る手術をしますので。。」



ワタシ「え???」

早口なのか、言いにくいのか?

今、子宮をとるって言った????



0期の上皮内癌では円錐切除だけのはずなのに、

ひとつステージがあがっただけで

子宮全摘???????


Dr.「Ia1期の浸潤癌なので、子宮は全摘します。

    浸潤しているということは、

    組織に入り込んでいる可能性があって、

    上皮だけを切除して、潜んでいる癌の取り残しがあった場合、

    ガンが進行してしまうと、

    広汎子宮全摘手術になって

    まわりのリンパ節や卵巣まで採らなければなるからです。

    子宮というのは、子供を育てるものなので

    採ったとしても、それほどの影響はないのですが、

    リンパ節をとれば、排尿排便障害やむくみ、

    卵巣をとれば、更年期障害の症状が出たりしますから、

    子宮だけ摘出で済むほうが、身体への負担が全然違うのです」


ワタシ「なるほど。。。
 
    円形切除術をしないで、子宮全摘手術にはならないのですか?」
    (どうせ全部採るなら一度良いのではないかという疑問?)

Dr.「今の段階では、Ia1なのですが、

    円錐切除をしてみたら、Ia2、もっと悪い場合もないではないので

    単純子宮全摘手術でいいのか、それとも

    広汎子宮全摘手術(リンパや卵巣も採る)がいいのか、

    診断をつけるための、検査としての円錐切除術をします。」


ワタシ「なるほど。。わかったような気がします(笑)」


Dr.「とにかく癌とわかった以上、早いほうがいいので…」

と、手術の日程を決めだした。

来週6月25日が1泊で円錐切除術。

来月7月16日が2週間の入院予定で単純or広汎子宮全摘手術。




来週が手術なので、

慌てて血液検査、X線検査、心電図、呼吸器などを

検査して、

長い長い一日が終了。



手術日が決まるまでダダダダーっと駆け抜けたようで



けど、決まってしまえば、あとは流れに沿ってゆらゆらいくしかないしね。






翌日の18日、乳がんの精密検査を受けたところ

こっちは90%良性であろうということでした。

生体検査結果はまた来週になりますが。。。

-メモ------------------------------------------------------------------------
FIGO分類

0期 浸潤が認められない上皮内癌 (Carcinoma in situ)。

I期 癌が子宮頸部に限局。
  Ia期 組織学的に微小浸潤癌が確認されたもの。
   Ib期  Ia期以外のI期癌。

II期 癌が子宮頸部を超えて広がるが骨盤壁または腟壁下1/3に達しないもの。  

  IIa期 腟壁に浸潤するが子宮傍組織へは浸潤しないもの。
   IIb期 子宮傍組織に浸潤したもの。

III期 骨盤壁に浸潤したか腟壁下1/3に達したもの。
  IIIa期 腟壁下1/3に達するが骨盤壁へは浸潤しないもの。
  IIIb期 骨盤壁に浸潤したもの。

IV期 癌が骨盤腔を超えて広がるか、膀胱、直腸の結膜に浸潤したもの。
   IVa期 膀胱、直腸の粘膜への浸潤 があるもの。
   IVb期 小骨盤腔を超えて広がるもの。

Ch Ia期までの症例で子宮摘出を行ったところ、
  子宮を超えて広がっていたことが判明したもの。