(元記事)
https://laughingsquid.com/acuario-cafe-new-york-city/
by Lori Dorn Sep 4, 2019
(内容)
ニューヨーク37丁目西306番の貨物入り口の奥に、ドミニカ共和国の美味しい家庭料理を良心的価格で提供する小さなレストラン「Acuario Cafe」がある。Great Big Storyが、26年間この店のオーナーを務めるRodolpho Perezに話を聞いた。
ニューヨーク衣料品店地区のひっそり隠れた場所、8番街と9番街の間、37丁目306番地のビルに、貨物用の入口みたいなものがある。中に入ってみると、そこには配送品だけでなく、何やら美味しげな匂いがする。まさか、こんなところに店があるとは。これこそ、まさに隠れ家だ。
目立たないが、ドアの中を覗いてみると、小さいながられっきとした南米レストラン「Aquario cafe」がある。オーナーに話を聞いてみよう。
私の名前はRodolpho Perezです。ここで26年やっています。生まれはドミニカ共和国ですが、アメリカで育ちました。私と妻でこの店を経営しています。ときどき、息子に手伝ってもらっています。朝は5時頃に仕事を始めて全ての料理をつくっています。1日100ポンドほどのご飯ものを作っています。キッチンには沢山の人が入るスペースはありません。せいぜい一人か二人です。料理をすべて作るのは大変ですが、全部できたてを提供しています。
オープンは朝10時だが、11時には多くのニューヨーカーが行列に並ぶ。
私の料理を見ると、みんなお腹が減るんです。祖母からのレシピがあり、私はそれを食べて育ちました。今は私が祖母と同じことをお客さんにしていることになります。
メニューは頻繁に入れ替わるが、多くの客が期待しているのはポジョ・ギサド、ラボ・ギサド、ドミニカ風スパゲティ、そして最も人気のある料理がある。
それはヤギ肉です。みんな大好きなので毎日作らないといけません。
みんなこう思っているだろう。なぜわざわざこんな小さな場所でやっているんだって。
20才の時に、このビルにある工場で働いていました。この場所を買う機会があったとき、友人に言われたんです。コンロを置いて、ライス&ビーンズを作ってくれって。それはいいなって、私は言いました。それで、ここでやるようになったんです。最初は一皿3.5ドルで始めました。今は5ドルです。
彼は一日に何百食もこの料理を出している。彼の成功はすべて口コミのお陰である。
みんな誰かを一緒に連れてきてくれます。友人も家族も。それでこんなに繁盛したんです。ここで25年一緒に働いているお客もいますよ。お客はファミリーのように大事にしています。困っていると分かった時は無料で提供することもあります。ここから離れる気はありません。私の赤ん坊と一緒です。誰も赤ん坊を置き去りにはしないでしょう?