バンドマンdaichiの未完成の15年間【赤裸々告白ブログ】

バンドマンdaichiの未完成の15年間【赤裸々告白ブログ】

バンド活動をしてきて今思うこと、赤裸々に書いていきたいと思います。今バンドをしている人にも見てもらえたら嬉しいです。

Amebaでブログを始めよう!
右利きのベースにも慣れ、初ライブを目標にがんばった


そして、初ライブは思いのほか早くやってきた。


学校の先生に頼んで、視聴覚室でライブをやらせてくれないかと
お願いした。

もちろん反対されました!!

「何それ?」って・・・


それもそのはず、今でこそ学校には軽音楽部などがあって
体育館などでライブを行ったりすることは多いと思うが
当時は、ライブをすること自体学校で初めて。

先生側も抵抗があったのでしょう。


でも、しつこくアプローチして数日・・・

先生同士でも話し合ってくれたのだろう
OKが出たのだべーっだ!


しかしかなりの条件付き。


●終了時間はしっかり守れ
●道具はマイクとスピーカーぐらいしか用意はできない
●用意と片付けはちゃんとやれ
●そんな大きな音出せないぞ


とまあ、考えて見れば当たり前の事。

この初ライブは決まり、私達メンバーのテンションはものすごく上がった

ドラムセットは寄せ集めで何とか最低限必要なものをそろえた。
●そんな大きな音出せないぞ
ってところは、ドラムに関しては
「やっちゃえ」って感じ。

やってしまえば止められることはないだろうって思った。




そして当日。

曲はオリジナル曲はないから、すべてコピーの曲。

やっぱりドラムの音のデカさに戸惑っていた先生方。。。

お客さんは
「ライブするから~」といって来てくれる友達と、興味のある先生方くらい。



ま、当然ながら初ライブ、緊張しまくってみんな「棒立ち・・」・・ハハ

演奏も失敗しまくり、MCなんかお葬式レベル・・・チーンドクロ・・・

先生も、管理の目で見てるから腕くみしながら見てる・・・

俺らは不良生徒じゃなかったよ・・


そんなこんなで初ライブはこんな感じ。

音がどうこうとかいう問題じゃなかった、

とにかく音がでて、歌って弾いてって感じでした。


初めてバンドとして人前で演奏した日。

ウダウダだったけど、これからも頑張ろうって思えた日。


なんとか右利きのベースで練習していって慣れてきました。


中学時代には陸上部に入っていましたが、バンドの方が
楽しくなってきて、クラブは休みがち・・・になっていました。


もうホント、生活リズムが変わっていくのですね。



学校で話す相手も、バンドのメンバーを話す機会も
多くなりましたし、今までつるんでいた友達からは
もしかしたら、「最近付き合いが悪くなった」と
思われていたのかもしれません・・・



学校が終わるとすぐさまギターの友達の家に集合し
ギターとベースを合わせて練習するといったことが
多くなりました。


もうホント毎日のように行くので
ギター友達の母親からしたら
「最近よく来るね~」って思われていたかも。

ちょっと迷惑なくらい・・・




で、ベースを練習していくにつれて
思ってしまったことがあるんですね。



「ベースってあんまりカッコよくないかも」って。


友達は、ある程度の経験者でギターがそこそこ弾けるんです。

CDから流れる曲に合わせてソロとか弾いたりするんです。
それ見て、カッコイイな~と思ったりするわけです。


で、その裏ではベースは何を弾いてるかというと

「ベンベン・・・・・」「ボンボン・・・・・」

なんか、カッコよくよくないな~と。


明らかに、ギターの方がカッコイイ!!
ドラムもカッコイイ!!
ヴォーカルも目立ってカッコイイ!!


んで、ベースは???


なんて思っていたわけです。




今考えると、ベースの素晴らしさやカッコよさなんて
山のようにあるのですが、当時は地味さが
見えてしまっていたのでしょうね、まったく
カッコよさがわからなかったのです。


すると、ギター友達はこう言います。

「ベースがしっかり低音を支えてくれているからこそ、他のパートが生きる」
「完全に縁の下の力持ち的存在」


みたいなことを言っていました。

今でも思います。
「中学生が言うフレーズじゃない」

・・・・カッコよすぎる。


というわけで、しっかりとしたベースを弾ける人が必要ということで
私は続けていく事ができました。


当時、バンドをやるとなると「モテるため!」みたいなところが
あったのですが、実際はどうでしょう。

「モテません・・・笑」

そんなもんです。

特に何も変わりません。


それを目的で初めていたとすれば、これから何年もバンドなんて
続いていませんよね。


中学時代はバンドって1人1人役割がちゃんとあってこそ
音楽として成り立っていくのかなと勉強した時期でもありました。



実は私、どうやら左利きだったようです。


ギターやベースをやった事ある方だとご存知だと思いますが

野球でも右投げピッチャーと左投げピッチャーがいるように
ベースでもあるんですね。


ですが、今多くのバンドマンやプロのミュージシャンを見てみると
そのほとんどが右利き。


もちろん、当然ながら使わせてもらっているベースも右利きだったのです。


右で弾くとかなりやりにくい。
そしてひっくり返して左にすると、しっくりくるのです。


「あ~こっちだわ~」と。


友達と近くの楽器店にいくと
売っている9割以上のギターやベースが右利き。


後々気付いたのですが
学校にある音楽室のスチール弦のギターも
すべて右利きとのことでした。


さてどうしましょうか・・・

今でこそ結構な数の左利き用は売っていますが
当時はそんなになかったような気がします。


まず、借りたベースで練習ができない?
ということがありましたし、
若いながら、弦を反対に張れば?なんて
到底無理なことも思いつきましたが、やっぱりダメ。



左利き用のベースを買えば?ということになりますが
当時は中学生でアルバイトもできません。


しかも何万もするものですら親には買って
もらえそうにありませんでしらから^^


せっかく誘ってくれてやる気も出てきてこの問題、
とりあえず借りているベースを使い
右利きで練習を始めていきました。


するとホント不思議なもので、数日練習していると
右利きで慣れてくるんです^^


そして、数ヶ月経つともう左利きでは逆に違和感を覚えるんですね。
始めから右利きで練習を始めたのがよかったのでしょうかね。



でも今考えると左利きって個性があっていいんですがね^^



あまり関係ないかもしれませんが
自分でも利き腕っていうのがはっきりしないところがあって


投げるのは右、お箸も右、字を書くのも右
こいつ思い切りブン殴ってやろうかと思って出すパンチも右

こういうと右利きとなるんですが


フォークは右で、ナイフは左です。
走り幅跳びの踏み込みの足は左で(足?)

りんごなどを剥くときは右で包丁持つんですが
まな板の上で野菜などを切るときは左で持つんです。




自分はどっち利きなんだか・・・