観光バスに乗ってた人の証言によれば、運転手は席に着く前に乗客に礼をして、安全運転に徹する旨を告げたそうだ。
あまりの折り目正しさに、乗客の人は感心したと証言している。
孫を見るようなひいき目が有ったかも知れないが、それを差し引いても安全をおろそかにするような運転をしたとはどうも思えない。
想像だけど、サイドブレーキも利かず下り坂が続いていることから、重量が乗って益々加速してしまうと相当な惨事を招く恐れがあるため、わざと乗り上げるか衝突によって止めようと考えたのではないか。
まあこの辺りは追々わかってくるとは思うけど。
疑いの目で見れば、この運転手はスケープゴートとして逮捕されたのかもしれない。
安全をおろそかにした運転が事故を招いたということで落着させるために。
ただでさえ行楽シーズンで行政の旅行支援も重なった。
自粛の反動もあって、引き絞られた矢のように観光客がどっと繰り出されるのは予想されたことかもしれない。
経験が浅かろうと、運転手はあちこちに駆り出されてしまうのは当然の成り行き。
批判の矛先が行政側や要請した業界団体に向かないように、忖度が働いたのではないかと疑いたくなってくる。
アプリやゲームで、開発者は要領がわかってるだけにスイスイ進められて、ついつい難しいものになってしまうのがアルアルらしい。
初見でも直感的に操作できるよう、その手のチェックは欠かせないらしい。
この件で何が悪かったと言えば、あえて言うなら『フットブレーキ多用しないでね』といったようなことを周知しなかった熱意の無さではないか。
立て看板しか対処できないようなら、20枚ぐらいズラリと並べたらどうか。
わざわざ踏切みたいなのを作って、踏切に文言点滅させるとか。