<あらすじ>
風の強い夜、少女は怯えて眠れなかった。
祖母は少女を安心させて眠りにつかせるべく、話を語りだす・・
『大昔王国のおばあちゃん』
勇者が魔物を退治しに行くが、そこにはおばあちゃんが居て温かい言葉をかけられ勇者は戦意をなくす。
『厄災の魔女』
歌をうたう事が何より好きな少女が店の前の掃除をしていた。
店に魔女が現れ、祭祀用の?雑貨を購入する。
少女は魔女の後をつけていき、魔女が雨乞いを始める。
厄災を呼ぶと言われていたが、水不足に喘ぐ村を助けていたのだ。
『いただきます』
独り暮らしをしている男の住居に、旅の者と自称する女の人が宿泊を求め訪ねてくる。
女は魔物に変身し、男を食おうとするが男は瘦せてガリガリであった。
男を太らせてから食おうとして魔物は食べ物をかいがいしく与える。
しかし男はすっかり老いてしまい、魔物に礼を言って逝去する。
ほか、短編多数。
<感想>
かわいいキャラに重々しい描き込み。
なんか既視感あるなと思ったら『まんが世界昔ばなし』ってこんな感じだったかなあ。