<あらすじ>
ゴッサムシティ(架空の都市名)にて、一流コメディアンを夢見る中年男アーサーは生計をたてるためピエロの格好で店のセールスの宣伝で看板をもって街角に立っていた。
不良少年たちが看板を奪い、追っていったところ看板で殴られ暴行を受ける。
屈辱で悲嘆にくれるがやがて笑いがこみ上げる。
彼は突発的に笑い出す病気を持っていた。
勤務先の控室?でアーサーは同僚から護身用の拳銃を手渡される。
アーサーは小児病棟に慰問に行くが所持していた拳銃を床に落としてしまった。
勤務先からアーサーは馘首を申し渡され、失意でピエロのいでたちのまま地下鉄に乗る。
男3人が座っていた女性をからかっており、不意にアーサーは笑いの発作を起こしてしまい、男たちに絡まれてアーサーは暴力を受けてしまう。
不良少年たちから蹴りまわされた記憶も蘇ったかもしれない、ついにアーサーの怒りは爆発し男たちを射殺してしまう。
ピエロのいでたちは富裕層に歯向かうアイコンとして市民権を得る。
マレーが進行役のテレビ番組でアーサーを暖かく迎え入れてくれたが、放映では彼のことを『ジョーカー』と呼び笑いものにしていた。
昔母親のパートナーはアーサーへの虐待を行い、母親は虐待を黙認していたことを知り、アーサーはいかにも市長選に立候補していたウェイン氏の隠し子のようなことを言い続けて騙していた母親を殺害する。
アーサーは失うものが無い、いわば『無敵の人』であることを自覚し、道化者らしくピエロのいでたちとなる。
アーサーは警察から地下鉄事件の真犯人を疑われるがピエロ姿でデモする人流に紛れまいてしまう。
マレーのテレビ番組に呼ばれたアーサーはピエロ姿で出演し、マレーにもジョーカーと紹介してもらうようにする。
アーサーはテレビ番組で社会への不満をぶちまけ、笑いものにしようとして彼を呼んだマレーを射殺する。
よき理解者と思っていただけに、余計に彼の裏切りが許し難かったんだろう。
アーサーは現行犯で逮捕されるが、護送中のパトカーが暴動していた者が乗った車と衝突してしまう。
気を失っていたアーサーはパトカーから引きずり出され、ボンネットに乗せられる。
やがてアーサーは意識を取り戻し立ち上がって暴動のシンボル的存在になる。

 


<感想>
字幕では『ピエロ』だけどオリジナルでは『クラウン』でしょうね。
作品中の新聞でもクラウンって出てたし。
海外に行ったことないけどローンウルフってこんな感じで疎外感感じているのかなあ。