<あらすじ>
大戦を経て二つの変化があった。
①戦争特需で大きく成長したベリューレン社の落とす影
②ベリューレン社が戦時中開発した新技術身体機能拡張技術を施した『拡張者』の存在


問題の処理を生業とする乾十三(頭部がリボルバー式拳銃の拡張者)は街角で警察と一緒に居る修道女を見る。
乾は問題の処理を終えて事務所に戻ると荒らされており、般若面の拡張者?が少年を担いで居た。
そこに警備局が訪れるが乾は追い返す。
般若面の拡張者は警備局の目を引き付けるため窓から逃走する。
乾が少年を担いで少年の身を隠そうとしたとき、警察と一緒にいた修道女と出会う。
修道女は警察に協力してもらって少年を探していたという。
乾は逃走をふせぐため少年に付けられた傷など違和感を指摘した。
修道女は修道服を脱ぎ去り、そのジャケットにはベリューレン社の社章がついていた。
女は銃を乱射したが乾は身をかわした。
女の挑発に乗って乾が立ちはだかるが女の背後から般若面の拡張者が巻き付いて動きを拘束する。
女はめくらめっぽう乱射しているかにみえたが跳弾によって般若面の拡張者に命中させて身の自由を確保した。
落ちかけた般若面の拡張者を助けるため手を取る乾だが女の発砲により共に地下水道に落ちていった。
女は少年を引きずってベリューレン社に向かう。


意識を取り戻した乾は、般若面の拡張者の独白を聞く。
少年は拡張体遠隔操作装置『ハルモニエ』の実験体であり、般若面の拡張者は少年が操っているただの人形ということらしい。


女と少年を乗せた列車に乾は攻撃を加え列車を停止させた。
再び女と乾は対峙したとき、ハルモニエが発動し少年の願いを聞き届けた乾は打撃?で女を倒す。
乾は街頭のテレビで少年がベリューレン社CEO長男の鉄朗ということを知る。


乾は鉄朗の身柄を拡張処理を生業にしているメアリーに依頼する。
乾の前にベリューレン社の人間が現れ鉄朗の引き渡しを要求するが乾は拒否した。


子供を拉致して拡張した手足をもぎ取り人の目につく場所に掲げる事件が頻発する。
鉄朗は責任を感じ問題の処理を乾に依頼する。
しかし乾は問題の処理に前向きではなく、鉄朗はハルモニエにより乾の体を乗っ取る。
乾(鉄朗により遠隔操作されている)は鉄朗を駕籠に乗せて担ぎ、目立たぬよう袋を被って聞き取りを始める。
エンデとアンが逃走中、追っ手が襲おうかという時乾が立ちはだかって打撃で追っ手を倒す。
目撃者を始末するためエンデは蜂のような形態に変形する。
エンデのセリフから子供たちを襲った犯人はエンデであると乾は察する。
エンデは乾に攻撃したが乾は身をかわす。
エンデは暴走し集落になだれ込むがアンが手をつなぐことによってエンデは落ち着きを取り戻し元の姿に戻った。
アンはベリューレン社の人間にエンデを治すよう懇願するが使えない二人の破棄を宣言する。
そこに乾が現れるがベリューレン社の人間の取り巻きによってボコられる。
エンデはベリューレン社の人間の命令により、再び蜂のような形態になり乾に攻撃を加えるが乾は身をかわす。
鉄朗の呼びかけにより自我によって行動を制御しようとするエンデだが、ベリューレン社の人間の放つ銃弾(自我を失わせる効果がある)がエンデに打ち込まれ、再びエンデは乾に襲い掛かる。
エンデの暴走により?アンは息絶え、いまわの際で鉄朗にエンデのことを託す。
鉄朗はハルモニエによってエンデを制御しようとするが、力及ばず反撃を食らわんとするとき乾が身を挺して反撃を阻む。
九割がたエンデを殺してしまうかも知れないが拡張体破壊を狙い、鉄朗は乾の頭部の拳銃の引き金を引く。
最後にエンデは落ち着いた時の表情を見せて死亡した。


<感想>
まあフィクションですが・・
ごっつい肉厚のリボルバーなんて載せてると重くってしょうがなさそう。
撃つとき相当反動きそうだけど北斗の拳ばりの首の太さでも耐えられないんじゃないか?
弾丸は流通してるものなの?
どうやって弾込めるの?
ダブルアクションで発砲するなら相当引き金重そうだけど鉄朗は無理じゃない?
視覚・聴覚器官無さそうなのにどうやって視力・聴力は得るの?
あくまで架空ですが設定の練り込みが足りない感じ。
なんか『頭部がリボルバー式拳銃になってればカッコよくね?』で勢いで突っ走っちゃったのかな?