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僕には、あの携帯小説「恋空」が理解できない。

昨晩にテレビでやっていた映画を観てそう思った。


特に強く理解できなかったのは、

大学生の彼氏がいるのに元カレのところに戻っていくところ。


それも、大学生の彼氏がいたにも関わらず未練タラタラで、

元彼が待っていることを知った途端、彼氏を捨てたこと。


映画を観ている側からしたら「感動的なこと」なのかもしれない。


ただそれは、映画の主人公たちという風に美化され、

2人の主人公が結ばれることがベストだという固定概念にとらわれているからだし、

その結末を視聴者が望んでいるからだと思う。


でもこれは映画のはなし。


現実にこのようなことがあってはならない。


よく「恋愛は個人の自由」と言われるが、

決して個人だけの問題ではない。


そこには、たくさんの人が関わっている。


好きになった相手、好きになってくれている人、

好きだった人、好きでいてくれた人、

友人、家族…


人間、結局のところ、自分のために生きているのだが、

それでも自分だけが幸せになるような恋愛はするべきではない。


誰かを犠牲にするのはもってのほかである。


最近、自我をコントロールできずに、

すぐに彼氏彼女が変わるような恋愛は多いように感じる。


その原因のひとつに、このような非現実的な恋愛ドラマや映画、

小説や漫画などが世の中にゴロゴロと出現していることにあるのではないだろうか。


何故か分からないが、非現実的なものこそ理想に近い。


このようなもので疑似体験をし、

現実と理想の分別がつかない人が増えているのではないだろうか。


まずは、このようなメディアの方向性を変更しない限り、

世の中は、理想と現実がつかないまま、

まるで映画のマトリックスやターミネーターのように機械にやられたり、

人間自体が暴走してしまうのではないかと危惧してしまう。