不倫が悪いと思わない、というより 仕方がないと思う。


他の異性に興味が移るのは 人として自然なことだと思うし、


妻や夫に知らせることなく 心のよりどころを見つけ

精神のバランスをとるのは悪いことだと思わない。




でも、家庭がある人と付き合う時 心しておかなければいけないのは

帰る場所は家庭、だということ。



だから、家族との約束があれば優先されるし

どんなに甘美な時間を過ごしても その人は家へ帰るということ。



それらを受け入れ やっていけられないのなら

手を引くべきだし、

止められないのなら 痛い思いをして学ぶまで続けるしかない。




始めから絶望しているので 相手との温度差がでる。



どんなに甘く耳に響く言葉もすーっと通り抜けていくし

恋愛する中で感じる幻想、「永遠」というものも 存在しない。



共に時間を過ごし、

季節が変わるように離れていく。



何かを背負っている方が哀しいのだ

何ももっていない側は 意外と淡々としていたりする。



そのうち終わることがわかっている分、

それまで楽しく過ごすことも可能


どうせなら 明るくいきましょう。
ホステスの友人とお客さんについて話した

どうしてわざわざ嫌われるようなことをするんだろう?と



同伴してくれたり、店に顔を出してくれているうちに


「これだけしたんだから、付き合えよ」

「いつやらしてくれるんだ?」

「旅行に行こう」

「週末会ってくれないならもう店に行かない」とか言い始める。



そんな事を言わず

「困ったら言えよ、できるだけ助けてやるから」とか

「お前のことが好きだから、できる範囲で頑張るから」とか言って


変な駆け引きなどせずに、一所懸命に恋をしたらいいのに・・と思う。




そんな人だったら大切にするし

心打たれて 好きになるかもしれないのに、と思う。



札束で顔をはたいて やらせろ、と言って

たとえ そういう関係になっても 嬉しくないだろう。




普通にしていたらモテるのに、っていうお客さんは多い。


やらしいことをいうから、嫌われて いいように使われるのだ。



どうせなら 好きになってもらえるように 落とさなければ
お金が絡み

お酒が入るので



本来 ちょっと夢をみれる銀座から


毒々しい憎しみが生まれることがある。



自分の腕にもよるし、

相性にもよるのだけど


もうちょっと一緒に楽しむことができたんじゃないかと 残念に思うお客さんが何人かいる



始めは 楽しくワイワイ飲んで

ちょっと甘いことを囁いて喜ばせて

相手はよい夢を見られたし 私は数字が上がるし

お互いに良かったのに、




だんだんと


永遠と続く長いメールばかりになり

店にきても 不満ばかり言うようになり

主張が強くなり


追い込まれて 苦しくて 離れていくと

憎まれて 


その人からの連絡がくるたび

息ができなくなった




自分の力不足だったと反省もするし

今ならいい経験だったとも思うけれど



あんな風に 「他人」から愛憎をうけたことがなかったので

人が怖くなった。



いい人に見える人でも

暗く湿った部分があり 何かのきっかけでそれが噴出して

何もかもを覆う。



そういったことに触れ続けているうちに

精神のバランスがとれなくなり おかしくなる人も多いし

逆に逞しくなる人もいるし



私はちゃんと自分を守り

何が大切なのか 価値はどこにあるのか 見失うことなく 生きよう、と決めた。