スキルス胃がんの次は外耳道がん、そして静脈洞血栓症。ダブル希少癌サバイバー。

スキルス胃がんの次は外耳道がん、そして静脈洞血栓症。ダブル希少癌サバイバー。

スキルス胃がん手術から10年目突入。
2020年1月、今度は100万人にひとりの外耳道がんに罹患。2022年10月、脳出血によるてんかん発作で倒れ、10万人にひとりの静脈洞血栓症と判明。
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昨年の10月18日の朝に

倒れて、救急搬送されてから


丸一年が経った。


一年前の今頃は

朦朧とした中、

色々と検査をされてる頃かな。


倒れる前々日は

夫と愛犬と、紅葉を見に

大きな公園に散歩に行った。




前日は

鍋を食べながら

お笑い番組を観て、涙が出るくらい

大笑いしていた。



そして十数時間後に

洗面台の前でドライヤーを使ってる時に

いきなり意識を失った。


いつもお昼に行っていた歯科が

珍しく朝イチだったための支度中で


少し意識が戻って

話せるようになった救急車の中で


同乗していた夫にまずお願いしたのが

歯科への電話だった笑




時々思い出す、それからの日々。


辛いことは忘れるように出来てる、

ってよく言うけど


確かにそうで、

所々覚えていなかったりして、


それを思い返したり、

どんな気持ちでいたっけ?

何を考えていたっけ?


病院で2回目に倒れたこと、

それから全く動かなくなった左半身のこと、


看護師さんに何から何まで

お世話になったこと、


絶望の中

転院したこと、


面会禁止で

誰にも会えず、

1人で歩く事も出来ないから

電話を掛けに行くことも、

お茶を買いに行くことさえも

出来なかったこと。


病室前の廊下を歩くひとが

羨ましくて

惨めな気持ちでいたこと。



杖を使うことになるのではないか、

とリハビリの療法士さんに言われたのに


階段と、走ることは苦手とはいえ、

見た目普通に歩けているからこそ、

辛かった入院中の自分を

忘れてはいけないと

強く思っています。




MRI検査での脳の状態は

出血と浮腫みが治ってから

変化なく経過しています。


だたやっぱり

太い静脈の約半分は詰まったまま。


それと

出血と浮腫みの箇所は完全に跡は消えず、

中心の脳は機能していないとの事。


それによる弊害はない、との事。。。



脳って、

いや、身体って不思議です。




今日も生きてることに

感謝です。