★開院準備17日目★ まんまるお月さま
★開院準備17日目★まほろば助産院開院に向けて、歩み出した助産師mahomahoです。どうぞよろしくお願いします~経歴~短期大学助産学専攻にて助産師資格取得後、地周産期センターやクリニックにて7年勤務。結婚を機に住まいの近くの病院に就職し、子どもの産休、育休...そして1年間の人生のデトックス期を経て、現在カラダと魂さんからの声...キコエチャッタ“助産院開業する”に従って...準備しはじめました。★開院準備17日目★ブログ更新はボチボチですが...なんだ!?ナンダ!?突き動かされるような行動力。下の子のお産でお世話になった助産院の先生のもとで勉強をはじめました病院の仕事とはまた訳が違います。医療としてのお産を扱う"病院"自然の体の営みとして無事にお産を迎え、いのちと家族の誕生を支える"助産院"その根本的な違いの中での助産師の在り方も全く違います。私の先生は、長くは出張分娩を手掛けておられ、現在は美しい里山に立つ助産院でお産を扱われておられます。凛としたお美しさをもっているお産婆さん。妊婦健診~お産~産後....お世話になっています。家庭問題で辛い時期にも伺っています。...人生のデトックスを終え、その時に出てきた開業の決意を打ち明けると、そうなの!?やりなさい、やりなさい!!そして、勉強しにきなさいと。妊娠~出産~産後とお世話になったように、またもや、受け入れてもらい、寄り添ってもらい、見守ってもらい、背中を押してもらう。そう、これこそ助産術なのです。先生の助産術を受けた私は、やるしかない仕事の合間をみて、助産院に出入りするようになりました。早速予定日間近の3人目さんが陣痛が来た模様。。子宮口の状態から、数時間後の夕方にも生まる予測にはなるのですが、なかなか陣痛が強くなりません。。私は一度、自宅に戻り、子供達を寝かしつけ...また助産院に戻ると、生まれる気配がまだない産婦さんは、陣痛で心身共に疲労しはじめている。。時には、マッサージをし、時には、雰囲気をかえようと音楽をながし、時には、産婦さんから離れ、パパとの2人の時間に。こちらもホッとお茶を入れ一息つき。時には、心も体もシュッとしまる梅サワ-を産婦さんと一緒に飲んだり。いよいよ、日付も変わり...どうなるかな...と思ったその時に、破水。まもなく元気な男の子が生まれてきてくれました....どうやら少しだけ、お腹の中から下りてくる時に回り方を間違えちゃったのかな。お母さんの出血を気にしながらも、ママとパパと、助産師で赤ちゃんを囲む時間。"ありがとう"みんな言葉にせずとも、真空パックされたように満ち満ちた光と感謝のエネルギーであふれる空間、時間。これを感じることができるのが、助産院という場です。もう早朝に差し掛かる頃に、助産院をあとにしました。なにかぼぉ~としたものに丁寧に送られる眼差しを感じ......ふと見上げると、まんまるお月さま。そう、その日は、10月2日。中秋の名月です。赤ちゃんはまんまるお月さまが見たかったんだね。お月さまもお産を守ってくれてたんだね。あらゆる自然にありがとう。そう感じながら、我が家へ車を走らせたのでした。。産婦さんの腰やお尻をマッサージする、厚い厚い先生の手。どれだけのいのちを受けとめてきたのだろう。どれだけのいのちに寄り沿ってきたのだろう。どれだけのいのちの背中を押してきたのだろう。私は助産院を開業し、何ができるのだろう。2021年4月開業に向けて歩きはじめたmahomahoを、どうぞよろしくお願いしますだんなさん、いつも夜勤や留守中のお子たちの対応アリガトウ