バナナはおやつに入りますか?

バナナはおやつに入りますか?

内緒と禁断の物語 ~君が必要で~

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Tの血に体の震えが止まらない

でも姿が見えなくなってから来たLINEを開きながら

携帯が水没するくらい涙が落ちた

 

怖い思いさせてごめん。愛してる。すぐ帰るから

 

いつもの優しいTだ・・・・・

何とか歩いて自宅にたどり着いても玄関から動けないでいた

LINEの画面に話しかけて

 

早く逢いたい

早く帰ってきて

愛してる

 

それだけ送って靴を脱ぎ部屋にたどり着くまえに体に力が

入らない

携帯だけを握りしめて動けなかった

LINEが鳴っているのに動けない

着信が来ても動けない

体がふわふわし全身から力が抜けてく

呂律の回らない僕

 

 

 

 

 

 

 

勢いよく玄関をあけてギターケースを投げるTに僕は抱えられ

沢山名前を呼ばれてた

 

時間どれくらい経ったんだろう

わからないけど僕を包んでくれてるT

ブルーハート「T・・・・・?おかえ・・・・」

ハート「Rごめん!!!!!息できる?」

 

息はできるから何度も頷いたらめちゃくちゃ涙目で僕を

強く抱きしめてくれる

ハート「携帯借りるからね」

僕の携帯で僕の仕事先に連絡をしてくれるT

ハート「倒れたときに怪我ないか?」

 

体は痛くないから僕はなんともない

そんな事より血は止まってるけど顔の傷と手の傷が気になった

ハート「僕も休み取ったから・・・・」

そう言うと僕を抱えて部屋に抱きかかえて連れてってくれる

 

ソファに下ろし僕も上半身を起こしTの顔に触れた

ブルーハート「キレイな顔・・・・怪我させちゃった・・・・」

ハート「絆創膏貼ればすぐだよ笑 手は包帯だけど全然?」

 

右手に少し巻かれた包帯

そんなに傷は大きくないけど優しく擦って謝った

 

ハート「なんでお前が謝るの?」

包帯の手で僕の顔に触れてくる

ブルーハート「T・・・手を出さなかったの偉いよぉ・・・・

相手女の子だけど・・・・体・・・少し触られて・・・ごめんなさい」

ハート「ふーん・・・・・」

ブルーハート「いや!だから・・・怒らないで・・・僕一人でシャワー浴びるから!!」

ハート「どこ触られた?全部教えて」

ブルーハート「3回くらいキスした・・・首、胸・・・・お腹・・・・

あと・・・・」

ハート「へぇ・・・・」

ブルーハート「きれいにしてくる!ほんとにごめん・・・」

ハート「待って!ここ・・・・・・反応した?」

 

Tの手が僕のベルトを緩めてくる

 

ブルーハート「してない!!!!」

ハート「じゃ確かめてもいい?」

ブルーハート「ほんとだから!!!でも僕への薬あれ・・・・何?」

ハート「内緒・・・・あとで分かる」

 

ちょっと乱暴にキスしてくるT

お互いの舌ピがカンカン音を立てる瞬間が大好き

だけどあれからシャワーも浴びてなくて

きれいにしてない体を乱暴に触れてくる

一度切り離して

 

ブルーハート「だめなんじゃなくて!・・・・・Tやっぱ怒ってる?」

手から包帯を口で解きながら僕を見下ろしてくる

ハート「全然怒ってない・・・・・だけど嫉妬はしてる」

僕の頭を撫で僕の服を緩めながら微笑む

ブルーハート「・・・・笑 目が笑ってない!」

ハート「そりゃ人のもの汚されといて黙ってろ?無理だ」

 

やっぱりいつもよりは乱暴で強引

口の中隅々まで入ってくる舌でお互いの涎が僕の中に溜まってく

お互いに喉音を立て脳まで消毒されてく気分

唇を離すと糸が伝いその状況にまた求め合った

 

幸せな涙が止まらない

でも強引すぎて怖いくらい

それでも謝りながらTを求めた

 

ハート「塞いでても名前呼んで?全部忘れさせてやる」

真っ直ぐで鋭い目が僕を弱らせる

塞がれても喉を鳴らしTの名前を呼び続けた

ブルーハート「大好き・・・・大好き・・・・」

Tの髪をほどいてまだ血の匂いがする大きな手を求めた

ハート「薬が抜けるまで我慢して・・・・怖いことはしない」

 

今日はキスがやけに長い

そして乱暴で息苦しい

首に噛みついて一回で痣が残るのがわかる

Tが指でなぞると僕の首からも血が流れてた

その血を美味しそうに舐め回すと

 

ハート「ごめん、血を見ると無理・・・」

まだ脱いでない服の下に手を入れて掴んでくる手も強い

腰が浮いて何も出来ない

なんで?って戸惑いながらも力が入らない

 

ハート「やっぱり。。。」

ブルーハート「薬って何?ねぇ・・・怖いよ・・・・」

ハート「怖くないよ、力抜いて」

 

しがみついて深呼吸をし力を抜いた

Tの手の中でいつもと違う自分の体に驚く

喋れば喋るほど暴走しそうで息ができない

 

Tが僕の耳元で「愛してる・・・・」を連呼してくる

Tの名前を呼ぶことも今自分がどんな格好してるのかも

わからないくらい焦点が合わない

でもしがみつけばいつもと同じ匂いと優しくも強く激しい腕が僕を抱いてくれる

痙攣する僕の体を止めるように力付くで体全体を全身で押さえてくる

足がつるくらい痙攣し始める

どうしてか分からない

Tの手を押さえにいきたいけど体ごと押さえ込まれて

力が出ない

 

ブルーハート「頭おか・・・・しぃぃぃぃ・・・」

ハート「明日休みにしたから洋服買いにいこう・・・?」

ブルーハート「ぇ・・・?」

 

洋服を脱がさずそのまま腕までめくって逃げられない僕に

Tの強い力が増す

 

ハート「暴れたら服破れちゃう」

ブルーハート「やだ、強い・・・」

ハート「痛い?」

ブルーハート「んーん」

ハート「なら止めない」

強く握られてたものが一気に解放され透明のものを全体に

なぞってくるT

ブルーハート「待っ・・・・・」

ハート「飲み込まないで、垂れ流して、お前のその顔好きだよ」

ブルーハート「やぁ・・・・はぁ・・・・」

深呼吸すればするほど固すぎて痛さが増す

けど止めてほしくない・・・なんで・・・・

Tの息も熱くて耳の中が火傷しそう

ハート「おいでR」

その声に深呼吸しようと息を整えた瞬間だった

手の中でいつもと違う感覚で止まらない

服から出した手を下に向けると僕の体に滴ってくるくらい

出た感覚すらあんま分からない

 

指を舐め回しながらカバンをガサガサし始めるT

 

ハート「多分こういう系・・・・」

そう手に持ってたのは怪しい容器に入った粘度のある液体らしきもの

ブルーハート「これって・・・・」

ハート「こんなことするときに使う、もっとやばくなる薬」

ブルーハート「危ないもの・・・?」

ハート「ううん笑 そういうお店で買ってきた」

器用に口で蓋を外すと嫌な匂いじゃないけど

怪しい匂いがする

 

ハート「あんま使いすぎたら多分2日じゃ止まんない笑」

ブルーハート「Tが使ったら僕死ぬと思う・・・・」

ハート「誘ってんの?笑」

ブルーハート「違っっっ・・・・」

ハート「怖い思いさせたくないから大丈夫」

 

少なめにすくって潤滑剤と共に僕のお腹の上に

塗ってくる

肌に乗せるだけで何もならないけど程よい温かさに体が火照る

僕のを浴びたTの手を奪って見下すTの指に舌を這わせると

優しい手で髪も顔も撫でてくれる

 

ハート「Rとならいくらでも死ねる」

薬をすくった指を一舐めし胸に熱い唇が触れた

ブルーハート「ぇ・・・・・!?」

舌ピいつもは金属で冷たいのに金属が熱く感じた

実際熱くなんてないはずなのに

ブルーハート「そこ火傷しちゃ・・・・う・・・・うぅ・・・」

怪我した方の手で思いっきり手を握り返してくれる

ハート「痛っ・・・・笑」

夢中でわからなかったけどその声に我に帰って

手を離したら僕の手を奪いに来る

ブルーハート「T・・・・痛いからだめ・・・」

ハート「嫌だ、離さない」

ブルーハート「・・・・何言っても無駄?」

ハート「無駄っ」

ブルーハート「じゃ無理はしないで、絶対に」

ハート「・・・・・優しいんだね。Rは。ほんとにいい子

愛してるから無理させて」

 

いつも通りの笑顔に負ける僕

もう言い返せない

ハート「僕なら怖くない・・・?」

ブルーハート「怖くないよ全然、幸せ」

 

嬉しそうに笑うTが潤滑剤とソレを混ぜて両手に塗り上半身を撫でてくる

熱さと気持ちいい鳥肌が止まらない

両手で求めると脱いでくれたTが僕を抱きしめてくれる

ハート「よくこんなん耐えたな」

Tの息が更に熱い

抱きしめてくれるだけで暴走しそうになってる

ブルーハート「無理ぃ・・・T無理っっっっ・・・んんんんんん・・・」

触れてもいないのに勝手に・・・

まだお互いズボンすら脱いでないのに

でも脱いだらもっとやばい

勝手に痺れるから唾液も止まらない

Tの目を見たいのに見るだけで全身が痙攣する

 

僕が責めない限りはTは僕の何倍も強くて僕は惨敗する

僕から抱くことがあってもすぐ逆転されちゃう

 

ハート「そんな顔しないで・・・耐えれなくなる」

一気に服を脱ぎ捨て全身でTを感じる

動かさないけどTが僕を掴んで離さない

それだけで暴走が止まらない

Tのも握り返すと熱風を含んだキスで返してくれる

口のなかで僕の名前を呼んでくる

汗と薬に濡れた体が僕を破壊しそう

 

ブルーハート「T・・・・あたま!溶けちゃう・・・・呼ばな・・・」

ハート「R?R・・・・・僕を見て」

ブルーハート「T・・・・・手繋い・・・・ぜった・・離さな・・・・」

 

両手を握って背中が反るまで痙攣する

冷静に体を押さえて荒い息をするT

触れるだけで変な声が出て止めようがない

 

ブルーハート「Tのお口入れた・・・・」

まだ一緒にいってくれないTに飛び込んだ

ハート「いいけど舌ピ外して?笑」

 

余裕そうなTにむかついてそのままお口へ

Tに気持ちよくなって欲しいのに自分の体がおかしい

褒めて名前を呼んで髪を耳にかけて覗き込むように

撫でてくれる手で僕が死にそう

ブルーハート「僕がだめになる」

ハート「負け認めたら?笑」

ブルーハート「やら!!!!!!」

呂律すら回ってない・・・笑

 

喉奥苦手だけどなんか今日は欲しい

舌ピを這わせると大きくなるのもわかる

Tの好きなとこ僕ならわかる

動きを早めても手を早めても僕の負け

唾液でソファまで汚れた頃

簡単に突き飛ばされてベッドに放り投げられた

 

ハート「今日は負けでいいでしょ?」

ブルーハート「やだ」

ハート「負けだし今日はちょっとワガママ・・・」

ブルーハート「ワガママじゃない!」

ハート「欲しがり、の間違い?」

ブルーハート「むー・・・・」

ハート「その顔・・・・笑 余裕なのも今のうち」

ブルーハート「いつでも喋れゆ!!!!」

ハート「今日はこれいらない」

 

箱ごとぽいっするT

 

ブルーハート「ちょぉ・・・・笑」

ハート「え?いいよ?付けても」

ブルーハート「・・・・・・・意地悪やだ・・・」

ハート「Rの口から教えて?」

 

唇に触れて涙目で求めてくるT

 

ブルーハート「Tこそ、そんな目で見ないで・・・・」

ハート「教えて」

ブルーハート「・・・・・・そのま・・・んま・・・」

ハート「初めからそのつもり」

 

やっぱり今日は強引に、でもどこか優しい

ほぐす暇もなく欲しがるTのまま受け入れた

Tのものがいつも以上に熱を帯びてる

摩擦痛はないけど熱くて怖い

両手を広げると脱力したTが抱きしめてくる

体ごと熱い

 

ブルーハート「おかしい・・・・・熱すぎr・・・・」

ハート「ほんと熱い、死にそ」

ブルーハート「ゆっくりじゃないと死んじゃ」

ハート「無理・・・・笑」

ブルーハート「余計無理!!笑」

ハート「消毒しなきゃ・・・・」

僕の腕の中から離れてくT

腰にクッションを挟んだ瞬間に奥に突き破ってくる

 

ハート「殺しそ・・・・・・」

嬉しそうなTの笑顔と目があって僕は意識が飛びかけた

ブルーハート「Tぜんぶ・・」

ハート「愛してる・・・・愛してるよ・・・もう誰にも触れさせない」

もう頷くしかなかった

ハート「Rじゃないといけない」

ブルーハート「Tじゃないと・・・」

ハート「愛してるって言って」

ブルーハート「喋ったら・・・・・・・死ん・・・じゃう・・・」

ハート「愛してるR」

ブルーハート「あいしてる・・・あいして・・・r・・・T

殺し・・・・て・・・・」

ハート「そんな顔するな、泣かないで」

ブルーハート「ころし・・・・てよぉ・・・」

 

Tの優しすぎる声と摩擦音が脳を破壊しかけてる

血が滲む手で首を絞めてくれる

ハート「一緒に・・・・・」

ブルーハート「んあ・・・・好き・・・大好き・・・・いっ・・・」

 

幸せすぎて痛さなんかどうでもいい

おなかの中に熱湯を注がれてる感じ

 

 

 

息が荒すぎてTが覆いかぶさって何度もキスしてるうちに

Tが先に眠ってしまった

僕が動いても起きないくらい

僕より早く起きていつもキッチンにいるもんね・・・・

 

絆創膏に二人の名前を書いて傷に貼った

手のほうが傷が深くて包帯を巻いた

それでも起きないT

勝手に何度もキスして痣も増やして腕を奪って

ちょっと起きるTが腕枕してくれる

小さい声で話しかけたのにTは夢の中

 

でももっと僕のせいで傷が増えることになるなんて

 

Tと広くなった部屋に引っ越して2年

僕たちは成人式を終わらせていた

 

外が暖かくなってきた

そろそろ春だな・・・

彼のダボダボに着たパジャマ姿におはようをする

美味しそうな匂いから朝が始まる

 

ハート「そろそろ桜満開だね~」

そう言って僕の髪を撫でてくれる

ブルーハート「夜桜見に行こう」

戸棚の中から嬉しそうに大きめのお弁当箱と水筒を差し出すT

ブルーハート「うん、一緒に作ろう、お弁当」

 

どっちが彼とか無いけどベッドの中以外はTは可愛くて仕方ない

頼りがいもあるけど普段はとても甘えん坊でワガママだ

僕は家事苦手だし任せっきりにしてる

 

朝は忙しいのに僕の好みで作ってくれる目玉焼きが焦げるくらい

お互いキス魔

ちょっと焦げ臭いから二人で目を合わせて大爆笑する

平凡?な毎日だった

 

ライブがある日は朝も早い

彼のバンドのお仕事がない日は

僕も午後から出勤、ゆっくり準備をする

まだ寝癖だらけであくびしまくるTに見送ってもらえる

普通のカップルと同じように行ってきますのキスも

おかえり、ただいまのキスも毎日だけど飽きない

バンド以外はカウンター越しにお酒を作ってる

僕は変わらず楽器屋

 

髪も伸びたな・・・・

「今日早く上がるからお店に寄っていい?」

って夕方LINEをすると

「わかったよ、待ってる」

快く返事をもらえた

あるプレゼントをTにしたくて家で待つより先に会いたかった

 

お店を訪れると黒いスーツを着こなすTに会える

カウンター越しに僕好みのお酒を作ってくれて

コースターにいつも内緒話書いてくれる

 

「さみしかった」

 

そう書かれたコースター

何度か頷くとビターのチョコを差し出してくれる

表向きはただの常連

他のお客様の前で笑う彼を見るのも至高だけど

ちょっと嫉妬する

そんな僕の心境を知ってるから甘さが強いお酒を作ってくれる

たわいもない話をしながら笑いながら彼と過ごす時間

 

サプライズのことを忘れてて1時間くらいほろよい始めた頃

彼を指名してVIPルームを借りた

小さめの部屋でスイッチひとつで曇ガラスになる特別な部屋で

個人的にバーテンさんを貸し切りでお酒を嗜む事が出来る場所

 

 

 

ブルーハート「T・・・・あのね?これ・・・」

ハート「ギター?どうしたの?」

ブルーハート「二年かかっちゃった、Tに弾いてほしくてやっと出来上がったんだ・・・」

ハート「まじ?」

ブルーハート「でも調整するとことか、あったら直すからさ、一応初お披露目、、、家まで待てなくて笑」

ハート「ありがと!!!!少し触ってもいい?」

ブルーハート「もうTのだから!!!好きなように!!!」

ハート「ほんとにありがとう!!!」

 

彼の好みの色、カスタム聞いた上で木を彫るとこから始めた

二年がかりで僕も納得いくものが出来た

嬉しそうにギターを抱えるTを見つめてる時間が幸せだった

 

ハート「本当にもらっていいの?ちゃんと弾かないとわからないけど、またなんかあったら・・・」

ブルーハート「うん、もちろん!!!僕が今日持って先に帰ってる」

ハート「うん!ほんとに嬉しい!!!帰ったら弾くから聞いてくれる?」

ブルーハート「喜んで!」

 

嬉しそうにケースにしまって僕に抱きついてくる

尻尾がついてたらマジわんこ犬

 

ハート「僕からの奢り・・・・」

差し出されたカクテルを飲み干し少し酔ってたから

Tを抱っこして一度だけキスしてお店をあとにした

 

 

 

 

そのあと僕に起きる出来事で彼を悲しませるなんて

思わなかった

酔ってた僕が悪い。。。。

 

お友達数人と街ですれ違ってお酒を誘われたから

Tのお店に誘った

友人の奢りだから!というからVIPに誘ったら

ノッてくれて強めのお酒だけで盛り上がってしまった

Tの様子を見る余裕もないくらい一瞬忘れてた

友人から

「お前って細くて可愛い顔してるよね・・・笑」

そんなちょっかいに笑った瞬間だった

 

昔から仲がいい友達だけど僕の唇を奪ってくる

普通に驚いて突き飛ばしてしまった

「そんな驚くなよ」

笑って言われたけど

「男同士なんだからやめとけ!!!笑」

笑って誤魔化したけど内心凄く嫌で仕方なかった

「じゃぁ女ならいい?」と僕を友人が連れた女性二人に囲まれる

別に女性初めてじゃないけど凄く嫌悪感が僕の中を駆け巡った

 

VIPからお店に目を向けると何も知らずに接客するTが目に入った

余計胸が苦しい・・・・・

僕の洋服を少し緩ませて女性が絡んでくる

女性だし突き飛ばせなかったけど抱き返してあげるなんて

気持ちがあるわけなかった・・・・

声は出ないけど少し体を反応させてしまった僕に

周りが楽しんで友人も僕を押さえて女の子達がまとわりつく

誰も脱いでない勢いでお酒を注文する友人

 

こんなときにTが来たらやばい・・・・

 

ノック音と共に何も知らないTがお酒を運んでくる

僕は顔もあげれなかった

左右に女性がまとわりついて少しシャツが乱れた状態の僕

そんな光景を見て察したのだろう・・・

 

「お客様、やましい行為は出禁です」

明るい声でそう答えてTが部屋を去ってく

 

友人たちが皆笑って

だいじょうぶで~すって騒いでる

 

なんで止めて連れ去ってくれない・・・・・・

でもお酒が強くなくまともに歩けない僕が抵抗してない

僕も悪い

 

 

「やだ。キスマーク凄い・・・・やる事やってる!?」

 

咄嗟に首を押さえた

Tと一緒に住んでから女性に触られたことがない・・・

怖さなんかないけど感情が壊れそうだった・・・

無理矢理引き剥がせなかったけど少し拒否って抵抗した

 

「なんでー?可愛い男の子大好き」

 

酔って呂律の回らない女の子が僕の真正面から誘ってくる

 

「彼女がいるんだ!!!!!だからだめ!!!ごめん・・・」

「じゃぁ唇奪わなかったらいい?」

 

周りの友人も脱いではいないが絡んで怪しい雰囲気になってる

Tでしか感じない僕には女性の体で反応しない

脱がせず僕の服の上から長めの爪で触れてくる

 

僕は女性に触れられなかったけど女性の手は僕が反抗しても

止める気がない

お酒のせいにしたらいけないけど少しだけ・・・・少し

僕が反応すると女性は余計喜んで離さない

お酒のせいで体がふわふわしてる

女性の肩に手を触れようとした瞬間だった

 

注文してないのにTがお酒を持って入室してくる

 

 

「お客様・・・出禁と言ったはずですが」

そう冷静に話すTに

お酒も入って逆上する友人がTの襟元を持って煽り立てた

僕は女性を突き放して迷わずTと友人の間に入ろうとした

Tの顔をお酒のグラスが襲う

軽いパーンって音と共に頬に血が流れスーツが濡れたT

 

「ちょっ・・・ねぇ!!!!」

友人とTの間に入り友人のほうを向いて

僕が友人の服を掴み力任せに突き飛ばした

Tよりは短い付き合い

でもどっちも大切な親友

でも。。。。

 

「僕の親友なんだ・・・・謝って!!!!」

そう怪我をさせた友人に叫ぶと小さい声で謝ってくる

振り返ると下を向き頬の血を拭うT

「お願いだから帰って・・・・・」

怪我をさせた友人たちに精一杯の笑顔を作るのが限界だった

「ここの会計僕がするから謝ってお願いだから」

全員が謝って僕とすれ違ってお店を逃げるように去ってく

その間もTは何も言わない

 

怪我をさせた本人が僕に少しお金を突き出す

でも僕は断った

友人が深く頭を下げた瞬間だった

 

「こいつに手出した女連れ戻せ、Rに変な薬注いだやつも全員連れてこい、バレてんだぞ」

 

Tが友人に手も出さず威嚇する

怖じ気付く友人に続いてTがお店に頭を下げてお店を出ていく

状況が掴めなかった

でもふらふらな体を引きずって追った

お店から出た場所でTは手を一切出さず

僕に絡んできた女性や友人たちに問い詰める

僕はすぐTと友人たちの間に入った

 

ブルーハート「僕は大丈夫だからもうやめよう・・・・お願いだから」

ハート「大丈夫じゃない!お前は苦しくてもこれ全部飲んで黙っとけ」

初めて聞くTの怒鳴り声

そしてペットボトルの水を差し出された

ハート「全部飲め。。。。いいか?」

 

そう言うTの目が怖かった

何度も頷きTが手を出さないように間に入りながら

水を飲んだ

お酒のせいじゃなくなにか変な感覚に吐きそうになる

飲み干して

また喧嘩の仲介に入ろうと顔を上げたら

Tの顔は血で汚れ手も切れてた

僕もぶっ倒れそうな感覚になる

 

ブルーハート「ねぇやだよ、血・・・・止めなきゃ・・・・」

ハート「大丈夫だから黙っとけ」

 

そうTが僕を怪我した手で支える

 

ハート「こいつに謝ってくれ。お店は僕が責任取るし会計もいらない」

 

一切手を出さないTが最後に仲間に告げると

仲間たちは深々と頭を下げて逃げるように去っていく

 

ハート「ごめん、僕の責任だ・・・・・水全部飲めたか?」

ブルーハート「僕が悪い!!!!!!!!そんな事より血!!」

ハート「いいからおいで!!!」

 

血で濡れた手で引いてお店に戻るT

VIPのソファに僕を突き飛ばした

タオルで血を拭い僕の前に座ってくれた

 

ブルーハート「ごめんなさい・・・・・」

ハート「そんなのはいい。グラスから変な匂いがしたから

薬盛られてると思って 

ごめん、すぐ気づいてやれなかった」

ブルーハート「水飲んだからもういい!!!Tの怪我が・・・・・」

 

感情が忙しくて涙が止まらない

怪我したほうの手で僕の顔に触れてくれる

 

ハート「僕がギター持って帰る、タクシー呼んであげるから家まで乗って先に帰れ・・・・いいな?」

ブルーハート「一緒じゃないとやだ!!!!絆創膏貼る!!!」

ハート「ここ片付けてまだお店出れないから・・・」

ブルーハート「やだ・・・・一緒がいい・・・・」

ハート「R・・・・・お願い。帰ったら沢山キスしよう。

先に帰ってて。」

 

軽くキスしてくれたTが僕の手を離れ片付けてお店の人に心配されて何もなかったかのように振る舞う

僕は涙が止まらなかった

僕の頬にはTの血

指で触れても付かない程度だけど怖くて仕方なかった

 

ハート「Rタクシー来たから行こう」

泣きながら腕を引っ張られてタクシーまで連れてかれた

ブルーハート「迷惑かけないから!一緒に帰りたい」

Tは何も言わずタクシーに住所を伝えて僕を押し込む

ハート「ちゃんと着いたら部屋まで帰れるな?」

真っ直ぐで優しくなった目を見て言い返す言葉が出てこない

小さく頷くとタクシーに少し乗り込んで

抱きしめてくれる

ハート「あと1時間、いい子で待ってて、大丈夫だから」

 

強くも優しく抱きしめてくれる腕に何度も頷いた

髪に唇に血で汚れた手が触れてくる

そして名残惜しげにその手が離れてく

 

ハート「お願いします!」

 

タクシーが発車し振り返るとタクシーが見えなくなるまで

見送ってくれるTの姿を見て涙が止まらない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある意味第一章

 

第一章「君の特別 僕の居場所」ありがとうございました

 

合作ということでバタバタしましたが無事up出来ました

 

「一線」タイトルの回があまりにバズってまして・・・・

皆様の性癖バレバレですが大丈夫ですか?笑

 

 

まだまだ制作スタッフのネタが尽きないということで急遽ですが・・・・

 

 

 

 

まさかの第二弾更新決定

 

急遽過ぎて頭バグってる

 

アクセル全壊でカマしていくのでご贔屓によろしくお願いします

 

 

 

 

 

 

ふたばふとん1ふとん2ふとん3