こんにちは。
バナナです

今日はこれから、
2年前まで勤めていた会社の
同窓会に行きます。
今日はママの日なので
自由に使わせてもらいます

が、
私がひとりで出かけるとき
毎回快く送り出してくれない人がひとり。
次女です。
今朝から
「私も行く。連れって行って。」
とグズり、
もう人生の終わりだと嘆くのでw
朝からふたりだけでモーニングしてきました。
ふたり時間でお話しをたくさんします。
ママが家にいないということが
本当に嫌なようで
小2になりますが、
寝るときは必ずそばにいて
「また明日遊ぼうね。」
「怖い夢見たら助けてね。」
「いい夢見させてね。」
という誓いを立てさせられます。w
毎晩です。
どうして、こんなにママを愛してくれるのか
私にはわかりませんが(ただの鬼婆ですよ)
重めの愛に包まれて生きています。
彼女は親が「死ぬ」ということにも
とても敏感で、
私が出かけるとなるとメンタルが不安定になり
昨晩も
「ママが死んじゃうこと考えちゃう。」
と泣いていました

思い起こすと、私もそうでした。
夜、いつか親が死ぬことを考えて、
宇宙でひとりぼっちになるような感覚があり、
とても怖かったことを覚えています。
(みんなありますよね)
ある夜の次女との会話がとても印象的でした

寝る前に何か思い立ったように
私に質問をしてきました。
ママのおばあちゃんは何さいで死んだの?
ママはあと何年で
おばあちゃんのねんれいになるの?
そのときわたしは何さいなの?
ひとつずつ答えていくと
急に
やだ!
と言って
ママは私がおばあちゃんになっても
この家でいっしょにくらすの!
と言いはじめました。
だからやくそくして、
ずっとこの家でいっしょにくらすって。
やくそくして。
泣いてはいないけど、
けっこう必死に言っていました。
寝る前に込み入った話すると
怖い夢をみてしまいそうだったかので
ママはあなたが思い出してくれれば
ずーっとずっと一緒にいるよ。
胸の中にいるよ。
とだけ言っておやすみしました。
でも、なんだか私の方がさみしくなってしまい、
暗闇でこっそり泣きました。
ママも君たちが死ぬまで一緒にいたいよー。
さみしい思いなんてさせたくないよー。
でも、私が先なんだよ。
悲しいけど、それはとても幸せなことなんだよ。
ごめんね、さみしい思いさせちゃうね。
ごめんね。
と思って声を殺して泣きました

私はなぜかこどもがうんと小さいときから
あと、どれくらいこどもと一緒に
笑ったり泣いたりできるのだろう。
と、カウントダウンしています。
そして、少し焦り気味に
こどもとの思い出をつくろうとしています。
父が死んだときも思いました。
お父さんの75年の人生で、
こどもと一緒に暮らせた時間は20年くらいで、
ぎゅっとお団子みたいに暮らしてた時間なんて
15年くらいなんだなぁ。
あっという間に、この時間は終わるんだなぁ。
父が死んでしまう前の10日間は
母と妹と弟と4人で、
父が弱っていく姿を見ながら
父の話をしていました。
お父さんの好きなところ、
お父さんのダメなところ、
たくさん話しました。
その時間は
なんだかこどもに戻ったようで、
とても悲しかったけど、
この家族といて1番幸せだった時期を
思い出させてくれました。
悲しいけれど、
この思い出があれば
ずっと一緒なんだと思いました。
だから、
こどもにも
大人になってからも、
親がいなくなってからも、
思い出して
心が温かくなるような
そんな時間をたくさんあげたいのです。
それがきっとお守りになるのです。
大事なのは
一緒にいる長さではないと思っています。
いい思い出は
一瞬でも永遠なのです。
思ったより、うんと短い
親子の春。
この陽気をたくさん浴びたいです。
