2016年大晦日の紅白歌合戦
総合司会はバラエティ未経験のただ立っているだけのアナウンサーでした。(ご本人というよりは起用した制作サイドに責任あり。)
ウッチャンに当たる大物サポーターも不在でした。
SMAP が出る出ないと間際まで台本が決まらずバタバタしていました。
SMAP不在を、マツコさん、タモリさん、ゴジラなどに頼る、訳のわからない史上最悪のドタバタ進行の紅白歌合戦になりました。
そんな悪条件の中、
結果的にたったひとりで有村架純ちゃんをかばいながら初めての経験に挑んだ相葉くん。
そもそも自分にある自信は努力だけの謙虚な人が、四面楚歌のような状況の中勤め上げた初司会。
勝ち負けはどうでもいいと思ってます。
あまりにも理不尽な判定だったから、実際には白組勝利と国民全員がわかっていたはず。
言うなれば審査方法までがめちゃくちゃな紅白歌合戦だったのです。
ニノの勝ち負けの弄りも、
あまりにも理不尽な負けだったので、冗談として成り立つと思っていたのでしょう。
ただ世間は最悪の条件の積み重ねでドタバタになった紅白歌合戦の失敗を、ほぼ相葉雅紀の責任にしました。
相葉くんの最後の涙は悔し涙だったと私は思っています。
進行中にすでに数え切れないほどの不満があったはず、誰にもその愚痴を言えず耐えて勤めた悪夢の4時間。
いかほどのプレッシャーだったか、悔しかったに違いありません。
そのボロボロの心をいちばん思いばかれるはずのニノが、笑いに転嫁しようとしたのはやはり残念だったと思っています。
どんなに相葉くんの心が折れていたか…
ニノが想像する以上に世間は軽薄だったのです。
とにかくあの悪夢の一日が相葉くんの勇気を大きく削ぎとったと思っています。
相葉くんは司会がダメ、のパブイメージができました。
低劣なネット民が飛びつくおいしいイジメネタになってしまいました。
この不条理は絶対に忘れられない。
裁判にかけて、相葉雅紀がいかに不利な条件の下で孤軍奮闘したのかを、全国民に知らしめたいぐらいの気持ちです。
声が、とか、しゃべり方が、という文句は「お好み」なので聞き流せるけど、司会そのものの全否定は許せない、許さない。
相葉くんに、自分は生での司会は苦手、という恐怖を植え付け、自信と実力を奪い取ったあの紅白歌合戦の罪は深過ぎます。
相葉くんは常に前向きにひたむきに努力を積み重ね結果を出すことができる人。
いつかあの日の悪夢もとぉぉい過去の笑い話にできることを祈るばかりです。
参考資料
(相当悔しかった私)
