昨今の統一教会報道でいろいろなことに違和感を感じて調べてみた。

 

まず、ラジオでマスコミがなぜこのように統一教会を叩くのか、その背景を知った。

そこからネット等掘り起こして調べた内容が以下。

 

統一教会の関係団体と共産主義の闘い

 

統一教会の関連団体で「国際勝共連合」というのがある。※以下「勝共連合」

これは共産主義に「勝つ」ことを目的に創設されたらしい。

「反」ではないということだが、どう違うのかは別として。

最終的には共産主義者も救うと書いてある。

 

勝共連合は1968年に設立され、共産主義を信奉者と真っ向から対立していた。

60年安保闘争・学生運動が盛り上がり、保守勢力が共産主義や左翼活動に強く対峙する必要があった。「反共」の理念が一致して自民党は岸信介総理をはじめとして結びつきを強めていったと考えられる。

 

また、同じく統一教会の関連団体で「全国大学連合原理研究会」があり、これは大学生の団体で、当時盛んだった東大闘争などを代表とする学生運動と学内で対立していた。

 

勝共連合は政治的に働きかけていくため、

原理研究会は全共闘に対抗して作られたようだ。

 

マスコミの背景

 

これらの活動が共産主義を信奉する側からすると相当疎ましかったに違いない。

結果日本は共産化されなかったが(=共産主義信奉者の敗北)、この対立が深い恨みとなって彼らの中に残っていく。

敗北を喫した学生運動をしていた学生は一般企業への就職先など無く、TV・新聞社・出版社などのマスコミに入り込んでいき、インテリは弁護士などになった。

これらの人々は現在70代前半だろうか。

 

ここからマスコミは左傾化していく。

実態はTV、新聞が報道している通り、自らの思想・信条を表している。

 

実際に現場で動いている人は20代~50代なので当時の共産・左翼活動など知らないだろう。かくいう筆者もあさま山荘事件の年に生まれたが、当時の事など知る由もない。ただ、マスコミ・編集者の構造を考えると上層部の意向が大きく影響する事は容易に考えられる。

 

弁護士は

 

弁護士は就職試験が無いのでインテリ層はそちらに進んだと考えられる。

「記憶力」があれば試験は通る。

 

弁護士は日弁連に「強制加入」しなければならないが、日弁連自体がおかしなところ。

「僕たち弁護士は日弁連を辞められず、縛り付けられている」北村晴男氏と橋下氏が本音ぶちまける

日弁連自体が左傾化しているので活動が左派傾向にあり、今回も「声がでかい」弁護士がテレビに出て統一教会批判をし、それをテレビが取り上げて報道している。

これは背景に先に書いた通り共産主義信奉者の影響があると考えざるを得ない。

そんな構図が浮かび上がる。

 

ここからは所感だが、

30年も昔のことをほじくり返して、ここぞとばかりに恨みを晴らしている。

筆者は法律に関しては無知だが、客観的に見て現在のTVの報道、政府の対応、弁護士の主張は憲法・法律に抵触しているのでは?と感じる。

特定の団体を30年前のできごとで「悪」と決めつけて、「関係を持つ」だけで犯罪のように決めつける。報道する。政府も弱腰でそれに倣って思想調査する。

過去から現時点までの訴訟・相談件数などの客観的データなどがまったくない。

弁護士からの一方的な主張だけが報じられており、統一教会からの主張は抹殺される。またその主張も悪と決めつけられる。

これは犯罪者は永遠に更生できないのと同じ。

 

この「異常」な状況が解決することを願う。