第5クールを迎えた血管は、もう本当に厄介なもんで、自分でもわかっているから、点滴取りに来た人に申し訳なくて、
「私の血管が細すぎるんです。全然先生悪くないから」
はじめっから「どこでもいいので、、、」
と伝えておく。
今回の先生はいつものように研修医なんだけど、今までの人と違って本当に低姿勢の、すごく熱心ないい方でした。
失敗して無駄に痛い思いをさせたくないので、と何度も呟き、本当ボロボロで使い物にならない血管を何度もさすって探しまくってくれました。
そして、「僕きょう朝一から1日分の神経つかってます。最近失敗ないので、より慎重に頑張りたいと思います」と
血管探すのにトータル30分。
意を決して、刺してくれました!
しかーし、血が出てこない。。。
グリグリ中に入ってから探すもののやっぱり、だめ。。。

「本当申し訳ありません!!」
何度も言われたけど、こちらとしては、むしろすいませんくらい。
こんなほっそい血管で時間も神経も使わせてしまって本当申し訳ないくらいです。
お互い何度も慰め合い、2回目は手背にすることになりました。
「手背は痛いから避けたかったのにすいません」
そんな事考えてくれるなんて、なんて優しい。
いきなり手背や手首にグリグリ刺す先生もいるのに。
「いえいえ手背でも入るならなんでもいいです」
意を決して!
チーン
血が出てこない。つまり痛いけど静脈には入ってない。。。
先生が半泣き状態で平謝り。
その後ベテランの先生が来て、その先生すら2回目でやっと入りました。
こればっかりは仕方ないんです。
でも相当気にしてくれて、その後も何度も病室に顔を出してくれました。
こんな先生初めて。
しかも夜9時近くに点滴が全て終わったら、また病室きてくれて、ゆっくりお話もできました。
こんなあったかくて優しい先生が立派な先生になってくれたらなーと心から思った1日でした
