六道の辻魔界ウォーキング№2 | bamboohouse-masterのブログ

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マスターの気まぐれ写真日記

 

「えびす神社」へ

 

やってきました

鳥居にある福箕に

 

注目

 

熊手の上の網

 

ここに

 

賽銭を投げて

 

上手く入ると

 

願いが叶う

 

もうひとつ

 

この神社の

 

面白いところは

本殿で拝んだ後

 

左側へ回り

 

板をトントンと

 

叩いて

 

また再度お参り

 

奇妙なお参りの仕方

実は

 

ここの恵比寿さんは

 

かなりのご高齢

 

耳が遠い

 

だから「お参りに来ましたよ」と

 

叩いて

 

知らせなきゃなんない

 

面白いですねえ

続いて

 

「摩利支天」へ

境内には

 

狛犬ならぬ

 

狛イノシシが迎えてくれます

 

京都五花街のひとつ

 

「宮川町」を

 

歩きます

京都五花街は

 

「祗園甲部」「祗園東」「先斗町」「宮川町」

 

そして北野天満宮の

 

「上七軒」

五花街には

 

それぞれ紋章が有り

 

宮川町は

 

「三つ輪」の紋章

 

鴨川にかかる

 

「松原橋」まで

 

来ました

かつて平安時代

 

この橋は「五条橋」でした

 

鴨川をはさんで

 

東側をあの世

 

西側をこの世と

 

考えられていました

屍体は棺桶に入れられて

 

ここで清水坂非人と呼ばれる

 

葬送請負業の河原者に渡し

 

風葬地「鳥辺野」まで

 

運ばれ

 

葬られていました

 

鴨川は

 

三途の川だったのです

松原橋を渡り

 

まっすぐ東へ

 

 

「六道の辻」へ

 

やってきました

「髑髏町」を発見

 

かつては

 

髑髏原(どくろはら)と呼ばれ

 

今も町名に

 

その名が残っています

六道の辻にある

 

飴屋さん

「幽霊子育て飴」

 

夜遅く

 

女が「飴を売って欲しい」と

 

店を訪れます


次の日も

 

また次の日も

不思議に思い

 

主人は後を追ってみると

 

鳥部野の墓の中から

 

赤ん坊の泣き声


出産後亡くなった女が

 

幽霊となって

 

三途の川の渡し賃で

 

飴を買い

 

子を育てたという伝説

「六堂珍皇寺」

「六道の辻」石碑

 

ここは

 

あの世とこの世の境界です

 

六道とは

 

地獄道 餓鬼道 畜生道 修羅道 人道 天道の

 

六種の冥界

 

人は死ぬと閻魔様に裁かれ

 

各冥界で

 

輪廻転生するのだそう

本堂の横に

 

「冥土通いの井戸」があって

 

平安時代の役人

 

小野篁(おのの たかむら)が

 

昼間は朝廷に出仕し

 

夜はこの井戸から

 

地獄に通い

 

閻魔大王の補佐をしていたと

 

伝えられています