懐古

それは時に安らぎを、時に切なさをもたらし温かいような寂しいようななんとも言えない気持ちにさせる。タイムマシンがあるならば、私は間違いなく2012年に行きたいと願うでしょう。何もかもが新鮮で、ただひたすらに感動だけしていたあの頃に…

 

とまあしんみりしつつこの作品を何年かぶりに開きました。第一部は綺麗に完結出来ましたが、第二部はネタ切れで放置してしまったので唐突にオチもなく終わっています。すみませんごめんないかんにんしてつかあさい産まれてきてすみませんすみません…

 

平成も終わり令和になって早三年。こんなにも時の流れというのは早いものだったのか…と感慨に耽らざるをえません。

「神7」というギリギリどころか完全アウトな通名が彼らにつけられたのはいつからだったか…当時はアイランドTVもなければYouTube Jr.チャンネルもない、限られた情報量の中でその人となりやキャラクターを想像し妄想し創りあげていくことしかできず、しかしそれがなんとも楽しい作業で夢中で駆け抜けた時代…かけがえのないものです。

 

大家族アットホームコメディというのがこの作品のジャンルになるのでしょうが、現実にこんなに年の近い男7人兄弟の家族なんて地獄絵図以外の何物でもないでしょう。それこそ石○さんちもビックリです。

神7のキャラ付けはもう確立していましたので、書くのは楽しかったのですが7~8年経った今こうして読み返していると現在とほぼほぼ乖離したキャラになっていてなんか面白いです。岸くんは筋骨隆々になってましたし神宮寺はチャラさなんて欠片もない好青年になってたし、あむあむは大陸に渡っていたし、変わらないのは谷村くらいですかね…サブキャラ含めたらもう今は事務所にいない人の方が多い気もしてきましたがそれでもこの9人は永遠…そう思いたいものです。とりあえずサマリーDVD観て号泣してきます…

 

しかしながら我らが長男、れあたんはまた別の兄弟たちとストーリーを紡ぎ出しました。奇しくもまた長男ポジション。可愛さそのまま、いやむしろ増量のお徳バージョンで世間を席巻してます(韻を踏む)

令和バージョンとしてこれまた大家族モノを書いてみたいと思わなくもないですが、それはまたの機会に。

次回からはRhapsody in Summerを載せます。これもまた、数年前のものですが懐古と共に

それではまた