初療に入ってこられたのは、たった一人、ご老人だった。
『お世話になりました、、、  』
震えながら、しかし取り乱さない物腰で、深々とお辞儀をされた。
目の前で冷たく横たわる「患者」が急に人格をおびる。
さっきまではただの患者。心電図モニターや検査データ、レントゲン像を介してうかぶ病態が私にとっての「彼女」であった。
いま、彼女の顔立ちをはじめてみつめる。この方は、妻であり母であった。
いま、夫がひとり、冷たくなった妻を見つめている。
心電図モニターの警告音が空虚に鳴り響く。

想いを巡らせたその瞬間、胸が締め付けられる。急に悲しいという感情が湧き出てくる。助けられなかったやり切れなさにさいなまれる。


またひとつ、尊い人生が幕を閉じた。

今日は月曜日、大学からm先生がいらっしゃる日。目からウロコの読エイLectureに、勉強会。21時に仕事上がってみんなで晩御飯に行ってきました。いま病院に戻りまして、また明日から頑張ります
んなこと感じたり、考えたり、心は毎日動いてる。でもキチンと振り返る余裕のないうちに、毎日があれよあれよと過ぎていく。忘れたくないことも、きっと忘れちゃう。だから、ここに細切れにでも何か残してみようと思った。