こんにちは。

 色々な種類の体の痛み。


 その中で筋肉や、関節などに見られる、体を動かした時の痛みに関して、ぶつけた等衝撃が加わって出来た症状を除く、ほとんど全ての痛みは、原因であったり結果であったり関係は色々ですが体のバランスの歪みと大きく関わります。

 身体のバランスの歪みには、多くのケースで左右のアンバランスが認められます。

 例えば、「右の膝は痛いけど、左は大丈夫」とか、「左の足裏は痛むが、右は痛まない」といったように。


 で、こういった際の対処法として、是非試してもらいたいのが、
「痛くない側の真似をして、痛む側を使う」
というものです。


 膝など脚の一部が歩く時に痛む場合など、特に分かりやすく、例えば
左膝が痛み、右膝が大丈夫
というケースで、歩行時に、大丈夫な側の
「右膝がどんな動きをしているか、という事を客観的に捉え、」→痛む側の「左膝はただただ、その真似をする」のです。

 自分なりの感覚でいいのです。動作は全てが言葉で表現できるほど単純なものではないので、「何となくこんな感じ」というのがすごく重要で、その為自分自身の内側で学べれば一番てっとり早いのです。



 特に左右の反復の動きに取り入れやすく、
健康な側の動作→真似して痛む側の動作→健側→患側→…
といった具合に実施します。

 
 痛む側には、痛む理由があり、痛くない側にも痛くないだけの理由があります。

 そういう意味で、上手な側に寄せる意味合いもあるのですが、加えて、

 右、左の使い方を平均化することで、トータルのバランスを良くするという目的も含まれるのです。



 どこかが痛む時、人は痛む箇所に注意をひきつけられます。そのために不自然な動作となり、症状を長引かせてしまいがちです。


 今回の方法は、健康な側に目を向けて、崩れたバランスを修復しようというものです。


どこかしらに痛む箇所をお持ちの方、自分の体のアンバランスが気になる方は、是非試してください!

                                                    それでは!(^-^)