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■ NOTES ■
今日の岸さんは
その速球が最高144km/h、平均140.4km/と
数多く140km/h近辺を計測してくるいつも通りの精度、
それも前回登板9/23 バファローズ戦(京セラドーム)に引き続き
中5日での先発登板が続いていく中でも
110球を超え130球に近づいた、今日の最終イニングとなった
7回に至っても平均球速は140.0km/hを計測するなど
その素晴らしい精度を維持し続けていきました。
そんな素晴らしい精度を誇り続ける自慢の速球を
こちらもいつもどおり全体の半数以上と数多く駆使していき
一方で速球以外の球種についてはその6割をゾーンの低め以低に集める
低めへの集中力そして意識を継続していきながら
初球ストライクを奪った勝負を計19度と
全体の2/3近くを占めるまで数多く積み重ねていき
逆に初球から2球続けてボール球を記録した勝負は
B1-S0から死球を奪われた勝負を含め計3度にまとめ
結果から観ていっても
2ボール以上を記録した勝負が計14度(47%)、
3ボール以上を記録した勝負が計5度と
ある程度緊迫の勝負が散見されていきますが
それでも四球は1個のみで四死球によって奪われた余計な出塁も
上述の死球1個を加えた計2個のみに抑えることに成功、
ストライク率もあと一歩で2/3を記録するまでの
優秀な成績を残すことに成功しましたから
じゅうぶんに大胆に、そして効果的に
ゾーンを攻め続けていくことに成功したと高く評価できる投球でした。
今日も前回登板9/23 バファローズ戦(京セラドーム)に引き続き
空振りストライクを計12個(9.4%)記録すると共に
うち空振り三振も6個奪っていく成績、
中でもその速球が6度とその半数を占めるなど
非常に効果的であったと言え
今日奪ったアウト全21個の内訳を観ていっても
外野手の処理したある程度鋭く飛距離の長い
フライアウトを計5個にまとめていきながら
一方でグラウンドアウトを計5個
(※うち1個は外野手の前に落ちるフライボールによるものでしたが)、
そして何より三振を9個、それも速球で計4個、カーヴで計3個、そして
チェンジアップで計2個とまんべんなく様々な球種で数多く奪っていく
本格派投手、それも本格派エースとしての
安定したアウトの奪い方を魅せ続けていくことに成功したと観察でき
奪われた出塁を観ていっても7イニングを消化していって
上で観てきたように四死球で2個、加えて
被安打7個(単打5・二塁打1・本塁打1)で計9個と
まずまずなんとかうまくまとめ
失点・自責点ともに4で惜しくもQSをクリアすることには失敗しますが
それでもあと一歩、というところまでの成績に
まとめてくることには成功してきたと評価できます。
今後もその速球を軸に数多く大胆にゾーンに駆使していきながら
常にストライク先行の投手有利なカウントで勝負し続けていき
速球以外の球種については、もちろん徹底的に
ゾーンの低め以低に集めていく集中力を維持し続けていき
容易に相手打者たちに球種を絞られていかないように
いずれも勝負球となる精度を誇るカーヴ、チェンジアップ、
そしてスライダーをどんなに緊迫の苦しい場面であっても
速球も含めてどれひとつ欠かすことなく
まんべんなく駆使していきながら
三振を、そしてグラウンドアウトを
数多く奪い順調に積み重ねていく中で
最少失点にまとめ続けていきつつ
できるだけ長いイニングを着実に消化し続けていってほしいと願います。