先日の温泉旅行の宴の際のこと。

兄が乾杯用のシャンパンを用意していました。
みんなが席に着き始め、
シャンパンの栓を開けようとしていたので
手伝おうと手に取ったら
何が違ったのかがわからないけど
急に怒鳴り、
「んだよ!!さわるな!!!」
と・・・

ちなみに私はレストラン勤務経験があり
ワインソムリエの資格を持ち、
ワイン、シャンパンの扱いは熟知しているつもりです。
(現場を離れてからしばらく経ちますが)

急に怒鳴られたせいで
どうしていいかわからず
パニック障害の発作が出てしまいました。
手が震え、息ができず、頭が真っ白になり
会食の会場から出たり入ったり・・・
でも、
みんなに心配かけちゃまずい、
おかしい状態を気付かれてはいけないと
必死にこらえ、席に着きました。

私の兄は
かなり自己中心型で、
自分の頭の中のスケジュールどおりに事が進まないと
苛立ち、怒鳴り、当たり散らします。
そして、
私や弟、自分の娘(小学2年生と3歳)にまで
お酌したり、取り皿をとってあげたりと周りに気を使わないと
「気が利かないな!何もしないのか!」
と、怒鳴ります。
兄がいる席での食事などは、それが最大の苦痛です。
親兄弟、身内での飲み会で
それは必要なのか?とすごく疑問で、
そういう心配りは大事だけど、それを強いり、怒鳴るのって・・・
叔母も
「なんだろねぇ、あの子(兄)は子供にまであんなこと言って・・・」
と、あきれてました。
怒鳴られた弟は
「はいは~い!すいません~!」
と、兄の調子に合わせて、一生懸命動いていたけれど、
母や親戚たちに
「勝手にやるんだから座ってなさい!まったく・・・ねぇ・・・」
と、兄の言動にいら立っていたそうです。
本人は気付いてないんでしょうけどね。

落ち着いたころ
義姉にメールで
「兄に私はうつ病治療中ですのできつい言葉はやめてください
 と、伝えてください。
 兄は苦手なので、できれば関わりたくないです。
 ごめんなさい。もういるだけでしんどいです」
そう伝えました。
これが精一杯でした。

あとは正直、宴会でなにを誰としゃべったか
ところどころ覚えてません。

宴もたけなわな感じになったころ
弟がタバコを吸いに外に出たのを追いかけ
弟に病状を打ち明けました。

いま、自律神経失調症の治療で通院してる、と。
弟は驚き、うつ病が進んでることを心配してくれました。
話すと少し楽になって、
せっかくいい温泉にきたんだから、
ゆっくりお湯につかって寝てなさい、と。

宴会の後、部屋に戻り、
ダンナのそばでふにふにしてるうちに
一気にさっきのつらかったことがこみあげてきて
オイオイ泣いてしまいました。
ずっとなでなでしてくれました。

ダンナは私への対処法を弟からレクチャーされたようで。
ダンナと弟の支えがないといまは生きていられない状態なんだな
と、改めて感じました。

つらいけど、
そばに支えてくれる人がいるだけで
私はほんとに救われてる。
だから、がんばって治さなきゃ。