今日は動かす足についてのお話です。
先日、YAGP審査員の先生と
「膝を押し込まないで、上げた足を伸ばす」
事についてお話したのを思い出したので、
ここに書いておこうと思います。
足をアティテュードから伸ばす時に、
「足の高さを落とさない」とか
「膝の高さは変えないで足を伸ばす」
といった注意をいただく事がありますよね。
解剖学的に表現すると、
「股関節の角度を(あまり)変えずに膝を伸ばす(伸展する)」という事です。
(So Bailarinosさんからお借りしました)
赤い線と線の間の角度が、股関節の角度。
ピンクの二重線がかかとの位置、
ピンクの点線が膝の位置です。
膝の位置(ピンクの点線)をあまり動かさずに膝を伸ばすと、
股関節の角度が変わりにくいのですが、
かかとの位置(ピンクの二重線)をあまり動かさずに膝を伸ばすと、
股関節の角度が変わってしまいます。
股関節の角度を変えずに
膝を伸ばそうとする時に働く筋肉が
いくつかあります。
その中でも大切なのがこちら。
腸骨筋と大腰筋(まとめて腸腰筋)
長い方の筋肉が大腰筋です。
これらの筋肉は、
特に足を高くキープする時に
働いてくれる大事な筋肉なんです。
この筋肉を使い続けながら
お膝を伸ばしてゆけば、
股関節の角度を変えずに
お膝を伸ばしやすい。
つまり、膝を押し込まないで、上げた足を伸ばしやすいのですね。
★2月5日(日)11時〜14時 南青山★
「甲出しとポワントワークのための解剖学」
詳細は追ってご案内いたします。
「甲出しとポワントワークのための解剖学」
詳細は追ってご案内いたします。
■ご提供中メニュー■
【コンサルテーション】
痛みなく踊り続けたいダンサーのための、コンサルテーションの詳細はこちらです。
痛みなく踊り続けたいダンサーのための、コンサルテーションの詳細はこちらです。
【ダンス外来】
火曜日と金曜日の午後に、ダンス外来の診察をしております。お問合せは、下記【ご質問・お問合せ】欄からお願いいたします。
火曜日と金曜日の午後に、ダンス外来の診察をしております。お問合せは、下記【ご質問・お問合せ】欄からお願いいたします。
ポチッと応援していたたきますと、大変励みになります!
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fshow.blogmura.com%2Fballet%2Fimg%2Foriginalimg%2F0000716493.jpg)
にほんブログ村