現代国語の解き方。
受験で耳にタコができるほど聞きました。
これって、
「受験勉強の方法論」
だと思っていたんです。
「しかし」の前には、常識や現状がくる。
「しかし」の後に、作者の主張がくる。
つまり、問題の答えがあるのです!
「しかし」に丸の目印をつけて、
その後の文章をしっかり読みなさい!
国語の時間に何度も何度も、
教えてもらいました。
実はこれ、「受験勉強の方法論」ではなく、
「生きたい人生を、生きるヒント」ではないかと思うのです。
実現したい夢がある時、
「しかし」と言われる場面は
たくさんありました。
私の場合、、、
「医者になろうと思います!」
→「バレエしかしてないのに、無理でしょ⁉︎
みんなどれだけ勉強してると思ってるの⁈」
「バレリーナを診る医者になりたい!」
→「どう考えても経済的に成り立たない。
現状をちゃんとみなさい‼︎」
などなど。
そして今思うことは、
受験勉強で教わった通り、
大事なのはやっぱり
「しかし」の後でした。
「しかし」と言われた後、
反対された後、
ムリだと言われた後、
どうするのか?
反対されたからムリだと諦めたり、
ムリだと言われてひねくれてみることも
できますが、
今知っている方法でできなければ、
できそうな方法を考えればいいんですよね。
母はそんな私の姿を、
「やりたいことをもぎ取る」
と表現しますが(笑)
できる方法がなければ、探せばよし!
探してなければ、作ればよし!
そうやって、
調べたり、人に会いに行ったり、発信したりしているうちに、、、
バレエダンサーのコンサルが始まり、
舞台の帯同Dr.をさせていただき、
セミナーが始まり、
来年度には外来も⁈
たくさんの方に支えていただき、
応援していただき、
今、こうしてたくさんのバレエダンサーに
関わらせていただいています。
そして今、学校で学んだとおり、
大事なのは「しかし」の後だと思うのです。
受験勉強は、
受験のためにも使えるし、
人生にだって使えるんだな。
これってきっと、バレエでも同じこと。
高校卒業から10年以上経ち、
辛くてしょうがなかった受験勉強でしたが、
「受験勉強も、悪くなかった」
そんな風に思っています。
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