皆様は「ザガーン」という高貴なクリーチャーをご存知だろうか。
全ての始まりである第1弾からスーパーレアという勲章を掲げ、
その圧倒的なスペックで
プレーヤー達をある時は絶望させ、またある時は魅了した
永く続くデュエマの中でも1、2を争う超人気カードである。
ちなみに私は今、嘘を吐いたが嘘は吐いていない。
意味が分からない方は「ザガーン 七英雄」でググることをオススメする。
その瞬間あなたは驚くべき伝説を目にするだろう。
そして私はその責任をとらない。
そしてさらに言えば今回の記事の主役は「ザガーン」様だけど「ザガーン」様ではない。
そもそも私はザガーン教信者ではない。
はじめに
ってなワケでどうも、バルカです。
今日も元気に記事書いていこうと思います。
さて今回は執筆完了までどれぐらいかかるかな?
ということで今回は前回の続きで、僕のデッキの作り方について話していきたいと思います。
前回は「使いたいカードができた時」のデッキの作り方を話しましたが、
その際に出ていたもう一つのデッキを作るきっかけである「使いたいコンボが出来た時」のデッキの作り方を説明していきたいと思います。
前回はかなり長いものになってしまったので今回は軽めに・・・なるといいなぁ(願望)
さて今回も実際に僕の所持するコンボデッキを例に挙げて説明していきたいと思います。
今回ご紹介するコンボはこちら!
「天上天下双極∞」
「悪魔神バロム/バロム砲」
「暗黒騎士ザガーン/一方的に勝つに決まっている」
の最強コンボ!!!
さぁこの3枚でどうなると思います?
「天上天下」はデッキトップを3枚めくり、その中にツインパクトがあれば好きな順序で呪文面を撃て、さらにその撃ち終わったカードはクリーチャーとして場に出るというとんでもないド派手なカード!
そこで「バロム」「ザガーン」が捲れれば…?
「バロム砲」で大量ランデス!そして「一方的に~」で相手のクリーチャーを破壊した後…、
なんと相手の墓地にクリーチャーが20枚以上あれば問答無用でEXウィンになる!
「バロム砲」で大量ランデスを行えているので相手の墓地には自ずとクリーチャーが貯まる。
つまりほぼ確実に勝てるコンボなのだ!
ま、このコンボ思いついたの僕じゃないんですけどね!!
カイザーから友達がこんなこと言ってた~と聞き、
お、それええやん採用!
となったのが今回のコンボである。
みんなも人の良いと思ったところは積極的にパクリ吸収していこう!
…いやまぁそうだとしてもこのコンボについて現時点でツッコミたい人がけっこういるだろう。
しかし私はそれを無視する。
…え?折角の見てくれてる人に対してそれは失礼?
え~そうですかそうですか。。。
はいはい分かりました。ちゃんとやりますよーだ。
言いたいことは分かる。
そんな都合よく「バロム」と「ザガーン」が捲れるかよ…。
ということだろう?
大丈夫大丈夫、僕はみんなのことをよく分かっているともさ。(違うそうじゃn(ry
僕はこの2体に共通点を見出した。
そう、2体ともデーモン・コマンドなのだ!
同じ種族のクリーチャーをデッキトップに仕込むということは…?
そうだね、「魂の呼び声」だね!
これでデーモン・コマンドを選択し、「ザガーン」「バロム」を仕込めれば「天上天下」で確実にこの2枚を捲ることができるという完璧な布陣…。
これで決まりや!
さっそくデッキを作っていくぞ!!
Ⅰ.デッキを作る前に
ま た こ れ だ よ
デッキを作っていくぞって言ったばかりなのに・・・
しかしコンボを元にデッキ作る場合にどうしても把握しておくべきことがある。
そのコンボに必要なカードである。
何を言ってるんだ、コンボに使うカードは最初に言ったばかりじゃないかと思うかもしれないが、
厳密に言うと「そのコンボを決めるためにはどこにどのカードが、そしてどんな下準備が必要になるのか」を把握しておくということである。
例えば過去に上げたこのデッキ、
「鬼ヶ覇王ジャオウガ」がバトルゾーンに出たターン場を離れないという効果を活かし、彼を触媒にすることで10ものコストが引かれた状態で「大樹王ギガンディダノス」などのフシギバースクリーチャーを並べるというコンボデッキだが、
このコンボを決めるためには
①フシギバースでもマナを使うのと、ジャオウガは召喚されないとバトルゾーンを離れない効果が適用されないので、ジャオウガを低いコストで召喚するための鬼タイムを発動させておく。
②ジャオウガを手札に持っておく。
③墓地にフシギバースクリーチャーを置いておく(最低でもギガンディダノス1枚)
ざっくりと纏めると
手札…「鬼ヶ覇王ジャオウガ」
マナ…いっぱい
盾 …鬼タイム発動するぐらい
墓地…フシギバースいっぱい(ギガンディダノスはマスト)
という状況を作り出さなければならない。
そのために
①、鬼タイムの発動とマナ加速を両立させる「ラ・ズーネヨマ・パンツァー/逆転のオーロラ」
②、①も踏まえてマナに落ちたジャオウガを回収する「樹占の風」や③の役割と墓地回収を担う「ホネンビー」
③、「カラフルナスオ」「ホネンビー」などの墓地肥やし
といったカードを入れてコンボを決めれるようにしている。
そのコンボに必要なカードの意味がわかったところで、今回のコンボにはどのような下準備が必要になるのか。
①、「天上天下」と「魂の呼び声」を手札に持っておく。
②、「天上天下」と「魂の呼び声」を同一ターンに撃つには12マナ必要であまり現実的ではない。コンボに使うのは2枚なので「呼び声」を撃ってから1ターンわたしても問題はない。
つまりマナは「天上天下」を撃つための9マナでいい。
ざっくり纏めると
手札…「天上天下」「魂の呼び声」
マナ…9
となる。
あら、なんてお手軽なの!?
そう、実はこのコンボ、「天上天下」と「魂の呼び声」のコンボみたいなものなのだ。
コンボの核である「バロム」「ザガーン」は山札に眠っていてもらえればいいのでサーチしなくてもいい。
つまり「ザガーン」を手札に置いておくことのストレスも軽減できる!
さて、これでこのコンボに必要なカードはわかった。
①、「天上天下」「魂の呼び声」をサーチするカード
②、マナ加速カード
これだけでいい。
デッキの形がだんだんハッキリしてきたところで構築を開始しよう。
Ⅱ.デッキ完成!!
デッキ構築を開始しようと言った直後なのに他に言うことなさすぎてもうデッキが完成してしまったでござる…
今回のコンボは必要なカードが少なすぎるのでその分デッキ自体の柔軟性も高められるのですが、
そこはなんといってもデッキを尖らせることに定評のある僕なので限界まで尖らせました!
ではデッキ解説をしていきましょ~
Ⅲ.デッキ解説
マナ加速カードはビマナ御用達の「セブンスタワー」と序盤の2加速カードはワンチャン「天上天下」で使える「レッツゴイチゴ」、手札も増やせる「フェアリーシャワー」をチョイス。
あとはマナに落ちた「天上天下」の回収もできる「プロメテウス」も採用。
「ドンドン水撒くナウ」ではクリーチャーしか回収できないので今回はこちらになった。
「セブンスタワー」と同じく殿堂解除になったマナ加速カード、「ガチンコルーレット」はGJに勝ちにくそうだったので不採用。
後述の撃ち終わったサーチカードをマナにできる「再誕の社」は今回は不採用だったが「ルーレット」よりは入れても良さそう。
続いてサーチカード。
今回のコンボに必要なのは「天上天下」と「呼び声」のみで、さらにこれらはコンボ以外では使わないカードなので各3枚にしてサーチカードを多めにすることにした。
今回採用になったサーチカードは以下の3枚。
「クリスタル・メモリー」のような直接サーチするカードではなくデッキトップを数枚見てそこからカードを持ってくるタイプのサーチカードを採用しているが、その理由は比較的低コストで撃てるという面と、
「バロム」や「ザガーン」などのデッキの中にいてほしいカードが見えたらを確実にデッキ下に送れるからというのもある。
他にも「スペルブックチャージャー」なんかはマナも増やせて優秀なので入れてもいいかも。
ただ今回はトリガーとしての面も見て「ドン吸い」の方が優先度が高いと判断した。
続いてその他のカード。
「呼び声」でデーモンコマンドを指定するのでコンボとなる「バロム」「ザガーン」以外にもツインパクトのデーモンコマンドがほしいなってことでこの2枚。
「閣下」はトリガーにもなるので採用。
「ボルギーズ/ジェニコ」は序盤に撃てるカードなのと、クリーチャー面も素出ししやすいのが高評価。
「天上天下」はツインパクトの呪文面1枚ずつを撃っていくのだが、撃ち終わった時点でどこでもないゾーンからバトルゾーンに出ることになっている。
要するに撃ち終わった呪文が墓地にいくのをバトルゾーンに出ることに置換しているのだが、今回のコンボでは「バロム砲」→「一方的に~」の順で撃つので、「バロム砲」を撃った後に、「バロム」を出そうとしても進化元がいないことがあるので、そういったことを避けるために1体はデーモンコマンドを場に出しておきたい。
そういう意味でもクリーチャー面のコストが低い上記の2体は適任だ。
デッキ内のカード全てを説明し終わったところで解説を終了してまとめにはいります~
Ⅳ.まとめ
さぁ、というワケで今回はやってみたいコンボを元にしたデッキの作り方について「天上天下」のコンボを例にして話してきました。
それではここでコンボを元にしたデッキの作成手順をざっくりと
①、やってみたいコンボができる
②、そのコンボを決めるためにはどんな盤面(手札、マナ、墓地など)が必要になるか考える。
③、②で思い描いた盤面を実現するためにどんな動きが必要かを何個かに分ける。
④、それぞれで必要になるカードを挙げていき、マナカーブやデッキ内の割合を考えて枚数を調整していく。
という感じですね。
空いた枠とかにSトリガーとかの守り札を入れれるといいんですが、
基本コンボデッキ作ってるとそれを決めることに尖らせすぎて枠が空かない僕なので今回のデッキみたいにトリガーの守り札が入っているのは珍しいです。
それはそれでどうなんだ…?
おわりに
今回も時間かかったなぁ…(遠い目)
実はこの記事、前回の記事を公開した直後に書き始めたんですよね。
まさか前回を超える長さになるとは…
一番最初の記事で「一週間に1度ぐらいのペースで~」
と言いましたが、さすがは僕。
まったく守れません。
ま、まぁ今回と前回はデッキの作り方という普段感覚的にやってることを言語化したから時間がかかっただけだから!
次からは普通にデッキ紹介するだけだからそんなに時間かからないでしょ!
かからないよね…?(疑問)
かからないといいなぁ…(願望)
かからないでくださいお願いします(懇願)
というワケで次回の記事のことも考えつつ今回はここまでとしたいと思います。
皆様も良きデュエマライフを~
さらばいばい!!
本日ご紹介する動画
という勝手なコーナー
ヘルボロフの人みたいになりつつある僕が初めて投稿したヘルボロフの動画。
実はヘルボロフが出た当初、
【黒単ヘルボロフ】というデッキをまったく知らなかった
しかし大会で結果を残しているという噂だけ聞いて
イメージで作り上げたデッキである。
なのでニンジャリバンも入っていないという
今では考えられないファンキーなデッキとなっていた。
その後このデッキは【黒単ヘルボロフ】ではないらしいと気付いて
急いで調べて作り直し、動画も新しく撮ったのだった。
執筆:バルカ