Changeable Diary -94ページ目

Changeable Diary

自分の中で感じた小さな出来事や想いを感じるままに。でも『気まぐれ』な感じで・・・。

そして、ある日


「お前、今日何時に終わる?」


いつものように仕事をしていると隣りに座るオワリから聞かれ



「今日?うーん、別に何も立てこんでないから定時には終わる」



「そうか…。帰りメシ食いに行くか?」



今日?とか思いつつ隣りに顔を向けると

パソコンに向かいシレ~っとした顔をしてたから



「今日じゃないとアカンの?」


そう聞き返した。


「何か予定あるん?」



「ないけど…」





私、今日誕生日やし…。


とか思いながらも、予定もなかったから別にいいかと思って




「じゃ、焼き肉で!」



「おぅ、高い店連れてったるわ!」


そう言って仕事に戻ったオワリに笑いながら仕事を続けた。





そんな様子をヤマちゃんとゆきちゃんがニヤニヤしながら

向かいの席で見ているなんてことにも気付かず…。




仕事を終えて前に座ってるゆきちゃんに


「オワリにご飯誘われたけど、ゆきちゃんも行く?」


片づけしながら聞いた私に


「ごめん、今日予定あるねん!

高いのおごってもらっておいで~!」


いつものようにそう言ったゆきちゃんに頷き

ヤマちゃんにも声を掛けたけど

まだ仕事が残っていると言ったんでオワリと会社を出た。


いつも行く会社の近くじゃなくてちょっと別の店ってことで

タクシーに乗せられ移動。


梅田に着いて、どこに行くんやろ~なんて考えてると

よく行く店なのか約束通り焼き肉屋へと入って行くオワリの後をついていった。


店に入って普通に仕事の話ししたりいつもどおりにご飯食べ終えて

ゆずシャーベットを食べていると





「お前、俺と付き合えへんか?」




ゆずシャーベットの冷たさか、オワリの突然の発言か

頭がキーンってなってしまい…



「急やな…」


そう答えた私に、珍しく真剣な顔で返事を待つオワリ…。






うーん、もう気持ちは向いてるし

別にいいか…

そう思い、頷いていると



「それって、どっち?」



どっちって…頷いてるから肯定やろ!とか思いつつ



「どっちって…


もう付き合ってんやと思ってたけど」




今までウザい絡みされてムカついてた部分もあるしな…

それに、今後の事を考えると

ここで、ハッキリと立場を植え付けんとあかんからな…




そんな私からの発言を予想していなかったのか




「せやな…」





何だ、その返し…






「せやなって何?」







「いや、確認?



お前のことやからハッキリさせとかなと思って…」







フッ、アホやな…。







「もう確認済んだ?」







「おう!済んだ、済んだ…」








はい、オワリ…。







色んな意味で、オワリ…。









なんて、思っていると目の前にスーっと紙袋が






「何?」






紙袋からオワリに目を向けると





「誕生日プレゼント」










はい、オワリ…。






私が終わりです…。








この野郎…誕生日知ってたのか…。





もらった紙袋を開け中のモノを見ると


私が最近欲しいと、ゆきちゃんと話してた


D&Gの腕時計




マジで…。






思わず目の前のプレゼントに喜んでいると




「それ、明日から着けてこいよ…」








何処までもドSスタイルでいきたいんやな…。





「うん、ありがとう」



素直にそう言った私にオワリさんは大満足でした。







と言う事で、私の26歳の誕生日をスタートにオワリとの交際が始まった。