車両用バッテリ診断の分野で、**Autel(オーテル)**はプロ整備士からDIYユーザーまで幅広く信頼されているブランドです。中でも人気の高い2つのバッテリテスター Autel BT508 と BT506 は、正確な測定性能と広いバッテリ対応範囲を備え、専用スマートフォンアプリ「Autel Battery Test App」で簡単に分析が可能です。
では、BT508 はなぜ BT506 よりアップグレードに値するのでしょうか?
以下で両者の機能や違いを比較し、どちらのモデルがあなたのニーズに合っているかを詳しく見ていきましょう。
🔍 Autel BT508 と BT506 の比較表
| 特徴 | Autel BT508 | Autel BT506 |
|---|---|---|
| 価格 | 約239ドル | 約166ドル |
| プロセッサ | Cortex M4 | Cortex M4 |
| CCAテスト範囲 | 100–2000 CCA | 100–2000 CCA |
| 対応バッテリ | 液式・AGM・EFB・GEL | 液式・AGM・EFB・GEL |
| 電圧範囲 | 1.5V~16V | 1.5V~16V |
| バッテリ登録機能 | ✅(53ブランド対応) | ❌ |
| 電気リセット | ✅ | ❌ |
| AutoVIN 車両識別 | ✅ | ❌ |
| AutoSCAN 診断 | ✅(1ブランド付属) | ❌ |
| クラウドサービス | ✅ | ✅ |
| バッテリ位置ガイド | ✅ | ✅ |
| レポート送信(Eメール) | ✅ | ✅ |
🚀 BT508 の主なアップグレードポイント
1️⃣ 53ブランドのバッテリ登録に対応
BT508は、最大53車種ブランドのバッテリ登録に対応。
スマートBMS搭載の車両ではバッテリ交換時に登録作業が必要となるため、これは大きな利点です。
2️⃣ 電気系統リセット機能
バッテリ交換後の電気システムを自動リセットし、車両のBMS(バッテリマネジメントシステム)との正しい通信を確保します。
3️⃣ AutoVIN 車両自動識別
車両のVINを自動で読み取り、診断・登録を迅速化。手動入力の手間を省きます。
4️⃣ AutoSCAN 全システム診断
標準で1ブランドの診断が可能。必要に応じてアプリ内課金でブランドを追加可能です。
5️⃣ ソフトウェア更新と拡張
BT508はアプリ内から診断ソフトをアップデート・拡張できるため、将来の車両にも柔軟に対応できます。
⚡ Autel BT508 でできること
✅ アダプティブ・コンダクタンス技術
電圧が低いバッテリでも正確に診断し、放電状態からの再テストも安全に実行。
✅ BMSリセット&ガイド機能
交換後のメモリリセットやバッテリ登録を自動で案内し、ワンクリックで完了。
✅ バッテリ健康レポート
電圧・内部抵抗・健康状態などを詳細に記録し、クラウド保存・Eメール送信が可能。
✅ バッテリ位置マップ
車両内のバッテリ位置を表示。特にトランクや座席下にある場合に便利です。
💡 BT506 より BT508 を選ぶ理由
両モデルともに同じCortex M4プロセッサと広いバッテリ規格(CCA、CA、JIS、DIN、SAE、IEC、ENなど)をサポートしていますが、BT508 はバッテリ登録、AutoVIN、AutoSCAN、システムリセット、アップデート機能を備えており、現代車両の診断ニーズにしっかり対応します。
整備工場や複数ブランドの車両を扱うプロ、または上級DIYユーザーには、BT508がより価値のある投資となるでしょう。
一方、従来型の車やシンプルなテスト用途であれば、BT506でも十分に高精度な結果が得られます。
🔚 まとめ
もし BT506 と BT508 のどちらを選ぶべきか迷っているなら、車種の新しさ、診断機能の必要度、将来的な拡張性を考慮しましょう。
Autel BT508 は、より高度なバッテリ管理・診断・レポート作成に対応し、最新車にも幅広く互換性を持つ理想的なバッテリテスターです。
長期的な視点で見れば、BT508 が最も賢明な選択と言えるでしょう。