幼い頃はどんな子供であったかとか、何かコンプレックスがないかとかいろんなことを細かく聞いてくれた。聞いてくれたという表現をしたのは本当にその看護師さんが親身になって僕のことを聞き出してくれたからだ。
僕もその優しさから結構話してしまった笑
でもなんだかそれだけで少し心が軽くなった気がした。
カウンセリングが終わりいよいよ、お医者さんの先生との診断。先生は50歳くらいのお父さんみたいな先生だった。優しいけど頼り甲斐があるような。
カウンセリングの結果を事細かく見て、僕に質問を幾つかした。今までの内科の診察の結果だとか、症状だとか、ストレスに思い当たる節がないか。
でも僕はこの時は自分のストレスの原因がわからなかったし、正直適当なことを言ってしまった。
そして僕の病名を聞くことになる。
自律神経失調症、そして、軽い鬱状態
治すためにはストレスの原因をまず理解するということだった。
診察は満足いくものだったのだがとにかくストレスの原因がわからない。
ジアゼパムという薬とナウゼリンを処方され、当時ほとんど食べれなかったので、飲むカロリーメイトのような栄養補助食品を勧められた。
こうして初心療内科を終えた。値段は意外と安かった。3000円くらいだったと思う。
診察結果は、正直まぁそうだろうなぁという感じだったし、まぁ病名がわかったから後は薬で治るものだろうとこの時は甘い期待を抱いていた。
しかし、そうはいかなかった
ここからさらなる地獄が始まる