ばくしん日記 -12ページ目

自分にとって良いロッドとは? 

ちは、ばくしんです。

今日は少しロッドの話を書こうと思います。

TULALAとのコラボレーションで作らせていただいた。

Lite Wire  と Heavy Wire 計4機種。

このロッドはしっかりと粘って曲がり、魚を曲がりで止める。

そんなロッドなんですが…

あまりにも丈夫なので自分で大きな勘違いをしていました。

強い=いつかは破損する。その限界強度まで魚を釣って試して折る。

なんて事を思っていました。
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まだまだロッドに余裕がある状態。
これより強く引かれたらロッドは立てずに
水平よりもやや下げてファイトをする。


ここからが今回のテーマになります。

先日、日本海にジギングに行ったときの話です。

朝一にヒラマサ狙いのポイントで強烈なバイトがあり、

フッキングと同時に凄まじいスピードと力でグイグイと

ラインが水中に引き込まれて行きました。

勿論、ロッドは満月の様にしなり、

「このロッドがここまで曲がったのは初めて…」

そんな事を思いながらファイトをしていました。

ラインはドラグの設定値ギリギリで巻いても出る方が多い…

5分程?生命感を感じていましたがどうやら底に巻き込まれた様子。

「あ~やらかした…もう少し強引に引けば出るかな?外れてるかな?」

と思いながらロッドを更に煽ろうとした時です。

「これ以上は下手すると折れるよ」

そんな声?信号?がロッドから伝わってきました。

ラインの限界値に近いドラグ設定。

そして根掛かりに化けた?動かないジグ。

グイグイとロッドを絞り込んでいた生命感はもう伝わってきていませんでした。

ここで無理に煽れば高確率でロッドは嫌な音と共に砕けていたでしょう。

ロッドからの声を聴くと共に自然とチカラは抜けていました。

「強いロッドだと思うから折れる所までやろう」

こんな事をSNS等に書き込んでいました。

しかし・・・


それは撤回します。覚悟が足りなくてすみません。


今回の釣りで気づかされました。

「ロッドを故意に折るのは下手なのだと…」

もし、ロッドが魚の引きや何らかの理由で折れた場合。

その破損の理由はロッドには一切無いと言う事。

「でかい魚が来たから折れた、やり取りをしていたら折れた」

これって、全部釣り人側の判断、操作ミス。

釣りが上手な人ほどロッドやラインブレイクをしないです。

道具の限界を悟るのも釣り人の力量。

ロッドが初期不良ではないとして…

数回使ったロッドが折れるのはそのロッドに溜まった疲労、

つまり、知らぬ間につけていた傷に止めを刺す…

必要以上の力を入れて傷が原因でそこから折れる。

若しくはロッドの限界の曲げ角を考え無しに超えて曲げている。

要は自分の使っている道具への配慮や限界値の理解が出来て

いないだけの話なんですね。

今回の自分は力量では無く単純にラッキーでした。

大きさや魚種は釣り上げていないので解りませんが…

自分のロッドでは今までに体験した事の無い強い引きを味わい、

ロッドよりも先にリールのドラグ設定値の限界になり

スプールを抑えた時に切れるか折れると感じた。

魚には逃げられてしまいましたが…

これも正直自分の判断ミス。

もっと魚を止められる道具を選択していれば取れていた魚なのかも知れません。

人、道具、場所、時間、タイミングなど色んな要素が絡み合って

魚との出会いのチャンスが訪れる訳です。

そのチャンスを物に出来るか否かは全て釣り人の力量次第。

魚に逃げられた自分はどうやら未だ未だの様です。

でも、色んな経験を共に積んできた大切にしているロッド。

そのロッドが自分の下手さで折れなかった事だけは良かったな…と。

これからは必要の無い道具の限界値を見出す事よりも、

自分の力量とその道具でどんな魚と出会い、記憶に残せるか?

そんな事を大切にしようと思います。

だって…

ロッドが折れても誰も得しない。

哀しい思いをするのも後悔するのも自分でしょうし。

道具を大切に扱い長く使うのも魚を釣る上で大事な要素だと…

それを自分に気づかせてくれたこのロッドは

自分にとって良いロッドだと思う訳です。

よくよく考えると今まで折ってしまったロッド達。

本当に申し訳ない事をしてしまったなぁ…と今更ながら思います。

そのお陰で、より自分が釣り人として成長する糧になっていれば良いのですが…
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魚と道具、そして経験に釣り人は育てられているのですね。

今日はこんなところです。