今回、急遽フロントブレーキのメンテナンスをする事になった。
まだ、４００キロも走ってないので ディスク板のパッド当たり面が内外で違うのに気づいたからです。
分解時の写真を撮り忘れた。
片押し２ポットキャリパーから、取り外した パッドかこちらです。
左右(内側・外側)で、こんなに違います。
簡単に清掃して、各部のグリスアップを行っていきます。
キャリパー・パッドは、ニッシン製でした。
パッドの面を、キレイにします。
この程度まで、調整しました。
可動部の古いグリスを除去します。
ラバーの内部のグリスも、キレイにします。
可動部やラバー内に、しっかりとグリスを塗布しておきます。
キャリパー本体も 掃除します。
ピストンを、レバーを握って少し出します。
握り過ぎて、ピストンが外れない様に注意してくださいな。
片側のピストンの出が、悪いです
キャリパーの掃除には、シール類を痛め無い様、食器洗いに使う中性洗剤を使います。
歯ブラシなどを使って、出来る限りキレイに掃除します。
掃除が終わったら、ピストンの横(側面)にシリコングリスを薄〜く塗ります。
付け過ぎると、ホコリや砂などが付着しやすくなり 汚れの元になるので、気をつけましょう。
ピストンをキャリパー本体に、ゆっくりと押し戻し、他のパーツを取り付けていきます。
パッドのピストン当たり面などに、薄〜くパッドグリスを塗ります。
この状態で、フォークに取り付けます。
パッドを固定するハンガーピンは、締め付け過ぎに注意！！
ピンプラグを締め付けます。
これで、作業完了になります。
ちなみに、こちらが当たりが付いていないディスク面(外側)です。
これで、内側・外側共に均等に当たりが付いてくれるでしょう。