【小川淳子の女子ツアーリポート “光と影”】あえて異論を唱えてみる。 | かぶちんのまったりゴルフ日記

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【小川淳子の女子ツアーリポート “光と影”】国内開幕戦を見て思ったこと

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180306-00000006-alba-golf

 

 

この記事を読んだ読者は「そうだそうだ」と共感する方も多そうですが、
あえて異論を言わせていただきたい。
まず「ファンファースト」という考え方に異論はない。
だがそれをファン側から押し付けるのはどうかと思うし
メディアもそれを免罪符のように「批判」するのでは道は開けない。...
しかもメディアが批判記事を書くときに常套句となっている
「海外ツアーと比べて・・」は読者に日本ツアーの現状を誤認させ
的外れの批判意見を増長させている気がする。
海外ツアーは主管団体ありきの興行でそこにスポンサーや放映権が発生
それを元にスポーツイベントの体をなしている。
対して日本ツアーは各大会ごとに「主催者」が異なり協会が「公認」しているのであり
極端な言い方をすれば「主催者のための大会の寄せ集め」ではないでしょうか?
あえて主催者側の見方をすれば
「自分たちこそ最大のファンであるから大金を出してでも
選手のための大会を開催したい」という奉仕の精神でスポンサーをしてくれてる
そんな捉え方もあるのでは?
個人的な感想ではあるけど実際主催会社の社長さんのスピーチから
女子ゴルフ愛に溢れた言葉もよく耳にすることができる。
そんな主催者のおかげで今の盛り上がりがあり、
今年も白熱した戦いを我々ファンが間近で見ることができる
そういういう「感謝」の気持ちがあってもいいのではないでしょうか?
想像ですが各大会で興行として黒字になっている大会がいくつあるのでしょう
また宣伝効果として出費に見合った大会がどれだけあるのか・・
おそらくほとんどの大会が「持ち出し」なのではないでしょうか?
それをPGAのように「興行」として成り立っているツアーと比べて批判するのはいかがなものかと思うのです。
だからといって「スポンサー頼り」のツアー運営のままで良いとは思いません。
主管団体が興行権を持ちスポンサーにも尽力いただきながら
入場料収入・放映権料収入・グッズ売り上げ等々で運営費・賞金を賄える
スポーツイベントとしての成熟を期待しているのです。
スポーツイベントとは本来そうあるべきだと思います。
(タケ師匠の受け売りですが・・^^)
そういった意味でもメディアには「単なる現状批判」ではなく
正しい現状認識を一般に周知する役割を担っていただきたいものであり
期待の意味も込めて「異論」を唱えさせていただきました。
雑文長文にお付き合いありがとうございました。