アメリカ本土の空調のきいたビルの一室で、コンピュータにつながったコントローラーを握ってモニターに映る敵の姿を食い入るように見つめているのは、軍服を着てはいるが、まだ幼さの残る金髪の少女。「私実際の砂漠とかには行けないけど、これなら大丈夫。ゲームみたいで簡単だし~」とにこやかに語る。戦争の現場では、空から無線操縦の攻撃機がミサイルを発射して無差別に殺しまくる。コントローラーのボタンを押した少女に殺人の実感はない。
村を焼かれ家族を殺されたものたちは、相手の姿すら見ることができない。仇を討ちたいと思う残された者たちは自作爆弾を車に積んで、自爆テロの先兵となる。
憎しみのリレーに終わりはない。
村を焼かれ家族を殺されたものたちは、相手の姿すら見ることができない。仇を討ちたいと思う残された者たちは自作爆弾を車に積んで、自爆テロの先兵となる。
憎しみのリレーに終わりはない。