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ばけのブログ

この辺で過去を振り返り、未来を考えたいなと思いました。

予習で本を読んでいたとき、ポローニアスのファンになりました。

 

あの親父は、世話好きでちょっとお節介でおしゃべりだけども

フランスに旅立つ息子を引き止めて、人生のアドバイスを言う所や、

娘に、玉の輿なんかないない、淑女として身持ちを固くしなさい、などと

子供の側からしたらちょっと迷惑気味の説教をするんだけど、

その親心には思いやりと愛があり、いいお父さんだと思った。

 

兄ちゃんもオフィーリアに同じようなことを助言しており、

オフィーリアも1幕目は素直でいい子だし

ここんちは暖かい家庭だと微笑ましかった。

 

ポローニアスはハムレットが狂ってる原因を探るうち、

娘のオフィーリアにハムレットから貰ったというラブレターを見せられて

 

いや、こんなに真剣だったのか。申し訳なかった。じじいの勘ぐりで、若い男はすべからく不誠実だなんて断定してすまなかった。若い2人を苦しめるつもりはなかったんだ、なんてすぐに反省して王に取り合おうとするなど、意地悪じゃないお父さんだった。

 

なのによぉ、ハムレット!

 

このハムレットの悲劇、というのはハムレットの父の死が発端だと思ってたけど、

今回、劇を生で見て考えを改めたね。

 

全員死亡に至る悲劇の本当の引き金はハムレットがこの忠実な家来であるポローニアスを誤って殺したところから始まったんです。誤ってとはいえ何の落ち度もない人ひとり殺したのにその責任を全く取らず、悪い事したとさえ思ってなく、死体の引き渡し要求も拒否してどこかに遺棄したまま、王にイギリスに行けと言われてほいほい遠方にずらかったところから始まったんだ、と。

 

だいたいさぁ、ハムレット!

 

都合良く殺人罪を逃れて、悪いとも思ってない、という点であんたが復讐心を募らせてたクローディアスと一体どこが違うというのか。

 

このハムレットという男は、自分以外の視点でものを全く考えられないのが腹立つ。

それはリア王もちょっとそうかな。あの老王の罪は『慢心』だったけど、

 

ハムレット!おめーの罪は『未熟』だ!

 

1幕目では父である前王が死んで2ヶ月も経たぬうちに母が叔父と結婚した事に対して不満顔だけど何にもしない。この時点でクローディアスはハムレットがふさぎ込むのを憂慮する妻のためにも慰めようとしこそすれ、殺そうとまでは思ってなかった。

 

ハムレットはボンボンでへたれなので、クローディアスに直接

 

「お前が父を毒殺したのは本当か」

 

と聞くという発想がない。復讐、復讐といいながら、最後まで直接対決はなし。

 

「人気のある王子」ならクローディアスではなく我こそ次期王のはず、と決起して義父と武力対立するとかしてもいいのに。ハムレットって自分が王になりたいって一言も言ってないんですよね。

 

狂った振りをして探りを入れる、とか発想が後ろ向きすぎなんだよ。

 

それで王が毒殺される、という劇を義父に見せて反応を見るという案を思いつく。

確かに劇を見て義父は怒って部屋に帰ってしまうが、追いかけていってみると、王はお祈り中。

そこで本人に問いつめたり、いきなり斬りつけるとかなんか出来たチャンスを彼は生かせていない。

自分で自分にクリスチャン的な言い訳を言ってやっぱり対決できなかった。こっそり部屋をのぞいてすごすご帰って行く。何だそれ。

 

劇見て驚いたからこいつが犯人とか言ってるけど証拠としては極めて不十分。

せめて本人の口からはっきり告白をさせなきゃ。

ま、クローディアスは懺悔の祈りの中で(観客には)罪の告白はあるんですけどね。

ハムレットは聞いてないし。結局、えん罪だってありえる状況のまま話しは進行して行く。

 

その後、母の方の部屋に行った時にはさんざん怒ったり怒鳴ったりしたあげく、母が身の危険を感じた時点でポローニアスが声をだしてしまったので、ねずみか!とか言って殺してしまうんです。へたれだから誰だかしっかり確かめもせずに、カーテン越しに。

 

また意外と叔父と母がラブラブなところを見てハムレットは不快感を示すけど、その結婚が違法じゃなく、お母さんが幸せなら、どうなの?お母さんの幸せは自分の不快感に比べたらどうでもいいことなのか?

また夫の死後いやいや結婚に踏み切らざるおえなかった、としたら。あんたが、ハムレットが、頼りになる息子だったらこんなに性急に叔父につけこまれることもなかったんじゃないの?お母さんは共犯じゃないし、前王の死が殺人とは思ってなかったみたいだし。

 

さて叔父はポローニアスがハムレットに自分と間違われて殺されたと知って流石にまじでヤバいと思い、学友ローゼンクランツとギルデンスターンを付けてイギリスに遊学にでも行け、とおっぱらうことにするのでした。その際、王はハムレットの身元引き受けを頼む人物にハムレットを殺すよう依頼した手紙を付けるんだけど、ハムレットは途中で手紙を盗み見て自分の名前の部分を学友の名前に改ざんしてしまう。何も知らない学友はのんきにそのまま旅を続ける。一人帰って来たハムレットはこの件について「良心にかすりもしない」と断言。いやこの幼なじみ達は殺される程の罪はなにもしてないじゃないか。

 

ハムレットの話しの中で死んだ人全員がdishonorable death (名誉のない死)ですよね。ちゃんとした葬儀すらしてもらえないような

 

女の人は、オフィーリアもお母さんも、事故死っぽいけど見ようによっては自殺かも?という状況で。

 

その後ハムレットはポローニアスの息子レアティーズから決闘を申し込まれるのですが、彼の「親父を殺されたから敵を取る」という動機は自分と同じなのでさすがに悪かったと言うものの、あくまで狂気が原因で自分は悪くない、と主張。いやいやあんた狂気を「装って」真相究明するって言ってましたよね?

それに父の死を知らされて外国から帰って来たレアティーズの反応こそがその頃の名誉ある王子の反応ってもんじゃないのかね。それが出来なかったハムレットのせいで落ち度のないポローニアス家全滅なんだよ。

 

終始一貫してハムレットって鳥の目ならぬ虫の目、というか自分の都合視点でしかものを考えてなくて、最後ホレイショーは親友だから死なずにすんだのではなく「おれが死んでからどんな汚名を着せられるか知れない」からホレイショーが生きていてもらわないと困るって言って死ぬんです。どこまでも自分の事しか考えてないよ、こいつ。

 

 

ハムレットと言えば、

 

「生きるべきか、死ぬべきか。それが問題だ」

 

という名台詞は知ってるけど、

最後、全員死亡!というとこ意外はあんまり知らなかった。

 

シェークスピアで一番好きなのはマクベスなんで。

あと知ってるのはリア王ぐらい…。他はあまりしらないな。英語難しいし。

 

しかし今、SFのシアターにハムレットが来ていて話題だと。

チケットあるんだけど行かない?と誘われて

 

是非!となった。

 

せっかく行くんだから、と付け焼刃ですが原本と、対訳本を付き合わせて

必死に予習して行きました。

 

本で予習していた時には話しを追うだけで精一杯で、ふむふむ、

悲劇だね…ぐらいで特に疑問にも思わなかったんですけど

 

生の演劇みてすっかり認識が変わった。

 

とにかく生の演技は圧倒されるものがあった。

 

俳優さん達はどなたもすんばらしかったです。

 

土曜日の午後2時のに行ったんだけど

あの迫真の演技を今日は夜の8時からももう一回やるって聞いただけでめまいがしそうだった。

すごいね〜プロっつうのは!

 

ハムレットされた俳優さん、ジョン・ダグラス・トンプソンというおっちゃんは

イギリス生まれのシェークスピア役者でメジャーな賞をなんどもとっている俳優さんです。

本当に説得力のある演技だった。彼のマクベスを見てみたいな。やんないかなぁ。

他の俳優さん達も全員良かった。

彼は白人じゃないので、舞台設定もさすがに15世紀のヨーロッパじゃなかったが、

そんなに気にはならなかった。

音楽も面白い音でモダンだけれどあまり舞台の雰囲気を邪魔せず、よかった。

 

しかーし、舞台が良かったものでよけい、

 

ハムレットよぉ〜おまえさああ!!!

 

と時間が経つ程に許せなくなって、よく眠れないぐらいだった。

 

長くなったので続く!

 

若い頃から、化粧はあまりしてこなかった。

 

顔がハデ?なのか、ナチュラルメークを目指してても

 

すーぐケバくなってしまい、それが若い頃は嫌だったのです。

 

しかし中年まっただ中になって

 

気分を明るくするためにもちょっとメークでもしてみよう、と思い立った。

 

フェースブックで動画自撮りするとき、最近はリアルタイムでCGの仮面かぶったりできるようになったんです。ちゃんと顔を動かすとしっかりそのCGも付いて来てすごいね。その中に顔が化粧してあるようなマスクがあって、

 

お、やっぱり目元のメイクの色で大分変わるね、と思ったのがきっかけ。

 

しかしそこで問題です。

 

朝にごそごそメイクして、よしっと出かけてね、

 

しばらくして出先でトイレとか行って鏡をみると、すっかり化粧が落ちてる。

 

えっ?

 

何度もそうなるんで、不思議でしょうがない。

意外と時間かけて念入りにやって、整えてるはずなのに

 

化粧し慣れてないので無意識で顔を手でこすってしまってるとか?

 

移動中自分の顔をずーっ鏡で見つづけているわけにもいかず、いったいいつの時点で化粧が消えてしまうのかその瞬間がしりたい…!

 

ちょっとミステリーです。