半世紀生きてきた
もうすぐ54才、いつの間にかこんな年になったな、友達と集まれば病気の話が大半、亡くなった同級生の話もチラホラ聞こえてくるようになった。今日楽しく生きられたことに感謝する。明日のことは誰にもわからないからね。親が亡くなり、ここ近年夫婦で出掛けることが多くなった、カチーン!と来ることもよくある。けど、二人で笑ってるとき、夜ご飯食べに出かけて何気に話が盛り上がってるとき、ああ、辛いこと我慢して来てよかったな、だから今があるんだな、って最近つくづく思う。夫婦って、それぞれ形があって、どんな夫婦でも二人にしかわからないことが沢山あって、他人が一言で言えることじゃなくて、他人同士なのに、血の繋がりとかとは何か違う、不思議な感覚。この人が突然いなくなったら…考えられなくて、そばにいつも居すぎたら鬱陶しい、けれど居なかったら寂しい、わがままな生き物。子供は離れていくもの、最後は夫婦、少しでも長く、二人で笑って生きていけたらいいな。