やっぱり自分の気持ちに嘘はつけなかった
今朝元カノから電話で「助けて」と言われた
辛い中精一杯の力を振り絞って細くて弱々しい声だった
ただ事じゃないと思った
何があったのか聞いたら冗談じゃないと思った
彼氏なにやってんだよ!
俺がこいつを一生守らなければと思った
元カノのとこに行く車の中
こいつのためなら金も命もいらないと思った
でもとうとう嫌われたみたい
原因は俺が彼氏にものすごい勢いで怒鳴り散らしたから
でも俺が守る
やっぱり自分の気持ちに嘘はつけなかった
今朝元カノから電話で「助けて」と言われた
辛い中精一杯の力を振り絞って細くて弱々しい声だった
ただ事じゃないと思った
何があったのか聞いたら冗談じゃないと思った
彼氏なにやってんだよ!
俺がこいつを一生守らなければと思った
元カノのとこに行く車の中
こいつのためなら金も命もいらないと思った
でもとうとう嫌われたみたい
原因は俺が彼氏にものすごい勢いで怒鳴り散らしたから
でも俺が守る
今はそっとしとく
温かい目で見守ってやろう
その間に俺は趣味に生きる
学生やってる間にハーレー手配してもらう
そしてサーフィンやって
これからが楽しみ
それとあと刺青は一生中止
もう彫師とも連絡とらないし
背中全体に刺青入れるために何十万も使ってた自分が馬鹿みたいだ
いつか湘南乃風の曖歌の歌詞みたいになってほしい
いつか海の見える6LDK
俺はサーフィン お前は犬を連れ
家庭菜園ハーブ育て
昼時にバルコニーでランチして
子どもはワールドワイドに備えて
隣町にあるアメスクへ
送り迎えは俺のハーレー
二十歳になったら譲るのが夢
ってなるようにしよ
ハーレーは譲るかどうかはわかんないけどね
自衛隊の戦闘機が飛んでる
ふと頭の中に2011年7月23日のことが出てきた
あん時はかなり気合入っていたよなぁ
その日って元カノの誕生日
前々から誕生日に何プレゼントしようか考えてて
最初(付き合う前)はルイ・ヴィトンのポーチかピアスかヒールをプレゼントしようと思ってたんだけど
付き合ってからネックレスとかペアリングのサイトをよく元カノが見ていたからペアリングをプレゼントしようと思った
ペアリングはネットで見てダイアモンドが付いててエンゲージリングにも見えるペアリングを買った
前々から一生に一度の20歳の誕生日なんだからケーキもプレゼントしようと考えていた
ケーキは地元で有名なケーキ屋行って予約した
元カノは果物アレルギーだから
果物無しの生クリームたっぷりのチョコケーキを1ホール予約した
それでそのあと手紙を書いた
元カノの誕生日の前日、学校終わって一人で帰ってるときになんか他にプレゼントできるものないかなぁって考えてて
いきなり花束だぁ!って思いついた
それで仕事場の近くに花屋あったよなって思い出して
速攻花屋行ってピンクのバラ20本で花束作ってくださいって花屋に頼んだ
何故20本かと言うと20歳の誕生日だから
それで元カノの誕生日当日になって
俺は朝早くから夕方まで解体の仕事やって
仕事場の親方に「今日彼女の誕生日なんで早く上がらせてください」って言って上がらせてもらって
まず花束の取りに行った
ピンクのバラの花束はできていて
花屋の人がバラ20本以外にかすみ草を3本を花束に加えてくれていた
それを見てバラ20本で20歳の誕生日を表せるし、かすみ草の本数をバラの本数に足せば23本で誕生日も23日だからいろんな表現ができるじゃんって思った
そしてそのあとケーキ取りに行って
家帰って準備して
元カノん家へ向かった
元カノの家に向かっているときケーキがダメにならないように車のクーラーがんがんにした
元カノの家に着いて
俺はまずバラの花束を背中に見えないように隠して、そして俺自身も元カノに見えないように隠れて
元カノが来たら誕生日おめでとう!って言ってバラの花束差し出した
元カノの方はまさか花束が出てくるとは思ってなかったみたいで「えっ!嘘!!」みたいな反応をしてて
そしで俺はまだあるんだよって言ってケーキ渡した
そしたら元カノが「ちょっと待ってて」言って家の中に入って行ったから待ってたら
まさかの元カノのお父様からのお呼び出し
さすがに緊張した
家に上がらせてもらってからずっと正座して緊張してる俺
そして記念撮影
それから誕生日のデートを楽しみながら
本命のプレゼントのペアリングを薬指につけてあげた
元カノは幸せそうでした
俺も幸せでした
って懐かしいなぁ
懐かしい思い出
もうあの頃のことは思い出になったけど
今は新たに元カノと付き合えるように計画中
困難な道のりでも俺は絶対成し遂げる
俺が本当の意味で幸せにするよ