摂食障害と言っても拒食、過食、過食嘔吐、下剤乱用…などなど、目に見える症状も色々。
私がハッキリと目に見える症状を出したのは19か20才で、拒食から。初めて社会に出た職場でいじめにあって、ある日辛抱我慢できなくなって『もー、一切食べない!あいつらに思い知らせてやる‼︎』と固く決心し、ひたすらブラックアイスコーヒーしか飲まない生活に突入。『痩せる事が目的じゃあなかったんだよねー。』←これは、その後、入退院を十数回繰り返し、生きる事も死ぬ事もできなくなってたどり着いた場所で見つけた私の思い。
目に見える症状が止まって20年くらい経つけど、今、『私にとって、摂食障害とは』→自分(の人生)を取り戻すために必要だった大切なものであり、私が生き延びるためには必須だったものでもある。摂食真っ最中の時は『地獄の苦しみ』だったけど、今振り返ると、『あの時は摂食が私を守ってくれてた』とホントに思う。
あの時、死ななくて良かったー。生きてると色々あるけど、あきらめてた自分の人生を生きてる気がする。ウツっぽさを相変わらず抱えながら、挫折してあきらめてたお菓子屋さんをやってます。沢山の出会いのおかげで。
これから少しずつ、私の人生を書いていこうかなと思ってます。